近距離恋愛 (2008)
- 安心して観れる -
主演 パトリック・デンプシー ミシェル・モナハン
主人公は裕福な男と、その友人の女性。学生時代に知り合った二人は、その後10年間も仲の良い友人関係を維持していた。男はプレイボーイで、女の友人知人も総なめにするほどだった。ある日、女の出張を契機に、男は自分が彼女を愛していたことを実感する。心を改めて彼女に告白することにしたが、意外な展開が待っていた・・・
・・・メイド・オブ・オナーというのが原題で、花嫁介添え人の中心の意味らしい。主演のパトリック・デンプシーとミシェル・モナハンは最近いろんな作品によく登場している。会社と契約すると、次々出演するようなシステムになっているようだ。
安心して見ていられるラブコメだった。結末は分かっているし、途中経過もだいたい想像通りだったので、つまらないと感じる人もいるかもしれないし、視点が男性のものだったために女性の中には「そこは、ちょと違うんだよなあ。」と、素直に楽しめない人がいるかもしれない。
こんな作品は数え切れないほどある。最近見た中でも、「恋人たちの予感」は設定が似ていた。くっつきそうで、くっつかない。友情だけで終わるかと思いきや、恋愛感情に発展する、そんな話は面白い。
この手の作品を見ると、女の友人が欲しくなる。でも、やはり自分には友情と恋愛感情を区別できる自信はない。「好き」と「愛する」の区別が曖昧な、未熟さがあるのかも知れない。女性から見ると、どうだろうか?
この手の話では、きまって脇役に笑える人物が出てきて話を盛り上げてくれる。今回は主人公の父親、花嫁の友人などがそれだった。傑作とは言えないほどの個性だったように思う。一人でよいから、激しいキャラクターの友人が主人公を困らせるほうがおかしくなると思う。
この作品は子供向きではない。友人たちと見るには非常に良い作品だと思う。でも自分の場合はいっしょに見るほど暇のある友人はいない。この作品のように毎週のようにバスケで遊び、飲み会でもやろうかとすると、「俺はそんなに暇じゃないよ。」と、怒られるだろう。一番忙しい年代なんで。
恋人と見るのも悪くないと思う。観た後の雰囲気が良いだろう。したがって別れたい人とは見ないほうがいい。
全体として結構笑えて、そこそこ楽しめて、雰囲気は良い作品。邦題は、ちょっといただけない気がした。

