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2020年6月10日

ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019)

Jumanji-the-next-level

- Columbia-

前作で壊したはずのゲームを、ふたたび動かしてしまった。迷い込んだ仲間を救うため、4人がゲームに参加するが、想定外の現象が起こってしまう・・・DVDで鑑賞。 

コロナウイルスの影響で、連休前のビデオ屋さんの受付は客が込んでいた。濃厚接触、3密の環境であり、できれば行きたくない。しかし、ビデオなしでは空き時間の扱いに困る。なにしろ、行楽地に行くのを自粛するよう言われているからだ。ビデオは、ネット申し込みだとクレジット情報の提供が必要になり、個人情報が洩れる。仕方ないので、ウェットティッシュを手に持ち、マスクをがっちりはめて店舗で借りている。今後も、このままの借り方を続けよう。  

今作ではダニー・デヴィートやダニー・グローヴァーが出演しており、老人ネタ、互いの諍いや友情の話が物語に深みを与えていたようだ。さらに、互いのキャラクターを入れ替える不思議な水の影響や、バギーカーによるカーチェイス、吊り橋を使った逃走劇など、前作とかぶらないように新しいアトラクションを考えてあった。舞台も砂漠や山岳地帯などに変えてあり、マンネリにならないような工夫を感じる。

ゲームの仕様がそうなっているのかもしれない。設定が色々あって、その中から映画用に都合の良いものを採用しているような気がする。 

前作は非常にまとまった作品だった。高校生の主人公が、心身ともに情けない状態から、冒険を通じて友情をはぐくみ、自信を深めていく成長の喜びを観客もいっしょに体験できるような、そんな流れができていた。今作も、青年が再び自信と友情を取り戻す流れは同じで、それに加えての老人の友情のエピソードも適切に重みを置かれており、出来栄えは悪くなかったと思う。

ただ、極めて感心するほどの斬新さがあるとは感じなかった。面白い作品だとは思うが、次に第三作が企画されたとしても、さすがに素晴らしい出来を期待できないような、限界を見た印象がある。やはり襲って来る敵が動物に限定されていることなど、自由にやれていない部分があるから仕方ないと思う。

「パイレ-ツ・オブ・カリビアン」のような、奇想天外で自由な発想は、このシリーズではやれない。その壁を打ち破ることができそうなら、新しい企画が進むだろう。動物が襲って来る話を逸脱し、中世の戦場や荒野のカーチェイス、宇宙を舞台にすることや、恐竜がいた頃の世界など、ありえないわけではない。 

ドウェイン・ジョンソンは今日最高のメネーメイキングスターであるし、「ランペイジ」では制作も兼ねていた。このシリーズにも制作で加われば、「ランペイジ」の技術をそのまま持ってこれるだろう。そう言えば、ラストでゲーム機は壊されていなかったような気がする。次作の布石が打たれていたのかも。

 

 

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