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2020年6月 1日

新型コロナウイルスへの対応 その7

- 6月1日時点 -

(自粛の効果) 街中への不要不急の外出、通勤、学校、飲食店の営業など、日常の活動を自粛した生活が長く続いている。劇場主は、そろそろ回転寿司にでも行きたいと思うが、まだ感染者が隠れていそうな気がして、見合わせている。最近は北九州市の感染者数が増えていて、気になる。

今回の自粛の効果は想像以上だった。緊急事態宣言の直後、東京都の新規患者数が200近い数字で、あまり変化が見られない時期が続き、もしかして無効だったのか?と思ったが、ゆっくり減り始めると、一気に10人近くまで減った。実際に減るまでは信じられなかった。

ただ、地方都市についての効果は分からない。もしかすると必要以上に規制してしまったのかもしれない。小中学校の休校の意義も不明だと思う。自粛なしで感染して免疫を獲得させる方が、長期的には結果が良い可能性も残る。感染者数のピークを遅らせるだけで良いか、本当のところは分からない。

報道によれば、4月の海外からの旅行客は、昨年同月の1%くらいしか来なかったそうだ。それだけ減らすことができたということに驚く。海外も渡航禁止をしているからだろうが、まさかそんなことが現実にできるとは考えなかった。人と人が接触しなければ、感染力を頼りに生きている病原体は、拡がりようがないのだと、当たり前のことを確認できた。

自国だけ頑張っても、外から新規の流入があれば防ぎようがない。今後、渡航が再開されたらどうなるのか、とても怖いのだが、今の時点では分からない。

(学校、店の再開) 市内の小中学校も、6月1日から通常の授業が再開される予定。夏休みを1週間程度に減らし、残りは授業を続けるらしい。教員の方々に聞くと、既に日程の余裕の限界を超えているそうで、おそらく冬休みもあまりないだろう。

エアコンを使うと換気ができないので、窓を開けたままやるのか? 少し窓を開け、エアコンはつけっぱなしにする? 電気代が嵩むが、気にしてもいられない。今年も猛暑がやって来そうだが、マスクをしたままだと倒れる生徒、先生がいるのでは? 倒れたら、熱中症かコロナ感染か、判断に困るだろう。

5月15日に、流行地域を除いた県は緊急事態宣言の対象から外れ、飲食店や図書館などが営業を再開してきたが、様子を見たい客も多いから、混雑はまだまだのようだ。いつごろ回復するのだろう?

でも、雰囲気としても恐怖感がだんだん薄らいできたように思う。道を歩く人の中にはマスクをしない人が増えている。劇場主もマスクを忘れることがある。気が緩みつつあるようだ。

(マスク)政府が配布する予定のアベノマスクは、まだ届いていない。宣言からもう2か月くらいになるか? 不良品が多かったからだそうだ。いっぽう、市販のマスクは徐々に流通が戻りつつある。感染者が減って、マスクも流通すれば、価格は暴落してくるはずだが、まだ高止まりの印象。おそらく購入費が高すぎて、値下げできないのだろう。

今まで通販で購入していた品は、50枚で350円くらいだったが、市中ではまだ1500~2000円くらいが相場らしい。自分が使う分は滅菌して再利用しているので、劇場主の医院の在庫は問題なさそうだ。

それにしても、アベノマスクは酷い失敗だと思う。評論家達は一定の意味があったなどと述べているが、それは無理がある。配布できていないし、膨大な予算を使っているし、そもそも効果に限界があり、さらに品質も悪い。どう贔屓しても失敗だ。

予測能力のない人達が決めた政策だろう。心意気の問題かもしれない。首相が頭を下げて、「国に力を貸してください、マスクを作ってください。」と広く国民に訴えかけるほうが一体感が生まれ、効果があったと思う。

(給付金、助成金)5月15日に、一人あたり10万円の給付金の申請書が届いた。手書きの場合は、保険証や通帳コピーを添付して提出する仕組みのようだ。これを処理するのは、どの部署だろうか?記載内容を確認し、入金の手配をするのに結構な時間がかかると思う。一人の職員が1日に何人分できるだろうか? 

もし劇場主が飲食店をやっていて、家賃や給与で100万くらいの固定費があれば、緊急の支援金も月80万円は欲しいと思うだろう。数か月遅れでもらうことができても、貯金を大きく減らしているだろうし、雇用調整金の申請は実に手間がかかるものらしいから、資金繰りに間に合わない。

助成のシステムは、考え直したほうが良いと思う。おそらく、収入が激減した人が、自分のマイナンバーカードを通じて収入減であることを市か県、あるいは税務署のサイトに連絡し、瞬時に給付金が出るような方法が望まれる。国民に広く配るのは、無駄の多い方法だ。

公明党が力を入れることは、どうも伝統的に大盤振る舞いが多い気がする。景気の良い政策は、選挙には有利に働くかも知れないが、国民の利益になるとは限らない。与党でいてもらうと本来の存在意義がない気がする・・・

(倒産)5月15日にレナウンの倒産が発表された。コマーシャルで印象深い会社だ。知らなかったが、中国の企業集団に買収されていたそうだ。利幅が大きいはずの高級服飾関係の会社も、デパートが休業になると影響が大きい。デパート以外の店舗に出店すれば、イメージが下がって安物ブランドになってしまう。独自の店舗を運営するには土地代、建物代の費用が嵩み、経営を圧迫する。経営戦略は難しい。

いっぽうで、資金力に余裕のある企業は、これから買収や統合に向けて激しく活動するに違いない。発展するためには、企業の価値が下がる時期を見計らって買いたたく必要があり、これからしばらくが勝負になる。大企業の多くは内部資金を溜め込んでいると聞く。よって大手がさらに大きくなる現象が、しばらくは続くのではないか? 

(検査キット) 抗原を検知するキットが開発されたようだ。精度がまだ分からないが、報道によれば8割近く反応が得られるそうだ。でも、検体を採取する際の防護服の確保は難しい。仮に使用できるようになっても、自分が病気をもらう可能性を考えると、できれば検査は遠慮したい。

検査代が6000円と決まったらしいが、防護服とキットの代金を払ったら、赤字かも知れない。実際に使うためには、劇場主考案(4月18日記載)のビニール袋を使う方法が必要になると思う。冬場にかけてどう対処するか、考えておこう。

(ワクチン、集団免疫)ワクチン開発の情報が乏しい。国によっては治験が始まったらしい。免疫原性の低いウイルスだから、本当に有効な製品ができるのか分からない。SARSでできなかったのに、今回はできるのか?

東京都で、小規模ながら抗体検査をやったらしいのだが、抗体保有者が数パーセントだったらしい。東京は患者数が多く、既に10%以上もいるような印象を持っていたのだが、意外に低い。慶応大学の新規入院患者で6%がPCR陽性に出たというのは、単に対象者の違いによるものだったかも知れない。検査の信頼度も分からない。

ニューヨークは本当に感染者が多く、人種や地域によっては40%が抗体を持つらしい。そこまで行くには、今回のような大流行を経ないといけなかったのだから、医療崩壊を起こさない状態を続けた国々では、集団免疫の獲得は難しいと考えられる。流行り続ける下地はあることになる。

抗体陽性率が低いとなると大変だ。どこかからウイルスを持ち込まれたら、また振り出しに戻ると考えざるを得ない。県をまたぐ移動や海外旅行客の受け入れ条件は、なかなか緩和できないということになる。

おっかなびっくり、感染者数の増加、客足の動向、株価、各国の状況などに神経を使いながら、という状況。とりあえず明日の生活費に困るほどの収入が減っていないのが有難い。

 

 

 

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