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2020年5月 3日

新型コロナウイルスへの対応 その5

- COVID-19 -

(学校)熊本市では5月いっぱいは休校になった。滅多にない経験を、学生や教師、親たち皆がしていることになる。上級生にはNTTからタブレットが来て、遠隔授業をしているらしい。市外の小学校は授業をやっているところもあるという(訂正5月6日。4月初旬に県内は再び休校になっていた。)。

学校の休校は、子供たちが暇を持て余す結果になった。タブレット授業や、宿題を大量に出して週に一回の集まりで回収するなど、各校で工夫した対処法が選ばれている。ゲーム中毒は確実に増えて、学力にも大きな影響があるのではないだろうか?

学校を中心に休ませるのと、会社や交通を止めるのと、どちらが有効で害が少ないか、劇場主には分からない。感染者の年齢を見ると、20代~50代が多い。だから、おそらく小中高よりも大学や塾のほうが流行に影響するように思うが、推測の域を出ない。子供でも亡くなる可能性がゼロではないので、感染を気にする必要はないなんて言えない。

(大学)次男が大学に入学したものの、こちらもやはり授業がないままだ。本格的始業の時期は不明だが、夏以降になるかも知れない。遊びに行くわけにもいかないので、部屋で無駄な時間を過ごすことになる。遠隔授業を始めたが、学べることに限界もありそうだ。全国の大学がそうなんだろうか?

遠隔授業のためのシステム整備に苦労した。光回線を引いていなかったので、レンタルwifiの契約やギガ制限の解除などを交渉しようとするのだが、そもそもドコモには電話が通じないし、レンタル業者も在庫がないところばかりで、らちが明かない。店舗の人数は制限しても、電話相談には人員を割くべきだろう。サービスの点で、ドコモは対応能力が低いと思った。

(病院)治療の最前線となる指定医療機関で、ベッドの空きが厳しくなった地域もある。東京では、軽症の感染者をホテルなどに移送する取り組みが始まった。クルーズ船の時に同じことをやっていたら、だいぶ結果が違っていたかもしれない。

いよいよベッドが足りなくなったら、一般の病院にも入院してくるだろう。そうなると、院内感染を避けるのは難しい。そう分かっているから、手を挙げる病院は少ないはず。

一般の患者から敬遠されると、経営は非常に苦しくなる。流行の程度に応じて、隔離の基準を変えていく必要性は理解されつつあるようだ。でも、受診たらいまわしの事例が多い。病院側も怖いので、断らざるを得ない事情は分かる。保健所からの明確な指針が必要だろう。

(クリニック) 眼科や耳鼻科の患者が非常に減ったと聞く。歯科もそうだろう。患者と近距離で接触する診療科だから、感染のリスクは非常に高い。経営がどうなのか気になる。

クリニックでコロナ感染の診療は難しい。CTでないと肺炎の判断が分からない事例が多いし、血液検査や診察も、それほど役には立たないだろう。簡易検査キットが出ると思うが、時期はいつ頃だろうか? それが出来たら、状況は一気に変わる。主体がクリニックになり、対処が早くなり、入院も減るだろう。

(保健所)保健所からは何も文書が来ない。電話対応で疲弊しているのだろうか? コロナの検体検査や、指定病院への受診は厳しく制限されている。その結果、熱発者の受診に制限が生じている。役所の上役を通じて圧力をかけたら、急に検査をしてくれた例も聞いた。おそらく各方面から圧力を受けているに違いない。

検査を安易に受け入れると、PCRの部門が破綻するし、指定病院もパンクする。医療崩壊を避けるために、冷たくあしらう対応も一定の理解はできる。ただ、検査しないことで軽症の患者の診断を遅らせ、隔離のチャンスを失する結果にはなる。よほど厳格に行動制限させられないと、クラスター感染の元を作ることになりかねない。

例として4日間の発熱という基準を作ってしまったのは、無理があったと思う。重症化する人は、おそらく数時間の単位で症状が進行するはず。ARDSのことを忘れて基準を作ったのでは? 電話だけで判断するのは、よほど慣れた人でないと難しいと思う。保健所の人では、どうしても勘が働かない面はあると思う。相手もきっと理解できない部分が生じる。

したがって熱発者との連絡を繰り返すこと、なんとかして検査数に余裕を持たせ、軽症者を観察できる施設を増やすことなどが望まれる。市役所の他の部門から人間を回し、保健所職員はコロナ関係に特化して作業すべきと思う。ただ、すぐにできることではない。疲弊しないように祈りながら、奮闘に期待するしかない。

 

 

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