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2020年1月25日

スパイダーマン:スパイダーバース(2018)

Into-the-spiderverse

- SONY -

高校生の主人公は、偶然にスパイダーマンとなり、時空間の操作を狙う暗黒街の怪人達と戦う羽目になる。・・・DVDで鑑賞。

この作品はアカデミー賞の長編アニメ賞を取ったらしいのだが、この年は「インクレディブル・ファミリー」や「犬ヶ島」、「未来のミライ」なども候補に挙がっていた。犬ヶ島は斬新な作品だったと思うのだが、やはり気味悪がられたのだろうか・・・・ 

今回のスパイダーマンが著しく優れていたかどうか、そのストーリー性などに関しては、疑問も感じる。 でも技術面での進化は感じた。実写を基に劇画化したようなバックに、人物はアニメーションを使い、また独特な色使いをして、現実世界と他の空間、場面を使い分けていたようだ。画像に関しての完成度は非常に高いと感じた。

そしてストーリーが、いかにもアニメチックだった。アニメ本来の姿に立ち返ったと言えるかも知れない。同じストーリーを実写映画でやってしまったら、お笑いの方向にかたむき過ぎて、大人が鑑賞できる映画でなくなってしまう。アニメ向きのストーリーだから、アニメで作って良かったと思う。 

主人公が体験を通じて学び、成長することは実写版とも共通する点だ。主人公の成長を、観客もなんとなく成長したような気になって、喜ぶことができる。

多数のスパイダーマンが登場する話は、元からあったのだろうか? この作品のために作ったのだろうか? トレンチコートを着たスパイダーマンというのは、スピンオフ作品としてありうるように思う。ブタも登場していたが、これも古くからお笑いキャラクターとして存在していたのではないだろうか? 変なハンマーを持ち出したりしていたが、何の説明もなかったので、劇場主はキャラクターの理解に苦しんだ。過去のアニメで登場したことがあるなら、米国の観客には納得できる存在だったのだろう。

敵のキャラクターも知らなかった。妙な触手を身にまとう博士は、実写版映画でも見たことがあったが、その他は全く知らないキャラクター。予備知識があるとないとで、この作品への興味も随分違って来るように思える。日本人では、劇場主と同じくらいしか知らない人が大半ではないだろうか? そうだとすると、おそらく日本ではそれほど受けない。お約束が分からないと、楽しみも減ると思う。 

この作品はシリーズ化されるのだろうか? そこも、オリジナルの漫画の展開次第かもしれない。

 

 

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