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2019年6月15日

皇室の存続について(2019)

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5月1日から元号が令和に代わり、儀式が色々ととり行われ、テレビでは連日のように特番が組まれた。でも報道によれば、皇室制度に反対するデモがあったという。また、秋篠宮家の悠仁親王の学校に侵入した男が逮捕されたりもした。今は皇室には肯定的な人が多いので意外なことに思ったが、世の中にはいろんな人間がいるから、何が起こっても不思議ではない。今年、年号が変わったことで、あらためて皇室について考え直してみた。  

平成の終わりから、様々なことが起こった。皇女との結婚を予定していた男性にスキャンダルが発生した。そして在位中の前陛下が退位の御意志を表明され、秋篠宮家の方々の御発言が批判されたりと、驚くようなことが様々。あらためて思うに、皇室の一員として生きることは大変だろう。でも、「私は辞める。」などと言うのは難しいはず。自由のない生活にストレスをかかえつつ、耐えておられるようだ。

幼いころから教育を受けてはおられるだろうが、よほど深く理解しないといけない。能力も普通以上に必要で、発言の際に神経を研ぎ澄ます必要がある。非人間的と言えるほどの冷徹さが求められる。普通の感覚で話せば、昨今は激しい批判を受ける。皇室を批判するなんて、芸能人と勘違いしているのではないかと思うのだが、この感覚は古いのかも知れない。「皇室ウォッチャー」なる立場があるというから、劇場主は呆れてしまうのだが・・・ 

今の風潮だと、やがては本当に皇位継承者が権利を辞退するだろう。皇室の年金より自由を・・・と思われるかも知れない。不思議ではないと思う。それだけの仕打ちを受けているのだから。  

前天皇は、穏やかな風貌の下に、優れた知力、精神力をお持ちの方のように思う。職務を完璧にこなして乗り越えられたが、立場や責務をよく理解していないと無理だし、その上で実に適切なタイミングで独自の意見も訴えておられる。皇室を利用してきた連中にとっては困った存在だったろう。
 
新天皇も大変だ。さらに難しい立場になるはず。利用しようと考えている連中は多く、誰にでも良い顔をすることはできない。大勢の人間が靖国神社への参拝を強要してくるのではないだろうか? 外国も都合の良いコメントを求めて来るだろうが、言葉の使い方次第では国際問題を起こしかねないから、緊張を強いられる。うかつに意見を述べれば、政治的な活動をしたことになり、憲法との兼ね合いで問題が発生する。それに皇后陛下の体調も不安だし、秋篠宮家のスキャンダルはそのまま続いている。

そして、今後の皇位継承が万全とは思えない。政権の言いなりだと、存続は綱渡りになる。 皇室が続いているのは偶然のようなもの。終戦時に、昭和天皇はあやうく処刑されるところだった。祭り上げが過ぎると、今後も廃絶の危険度が上がる。それに昔と違って、婚外子を作って男子を得ることは難しい。男系継承の伝統を維持するためには、かなり無理をする必要がある。 安定した存続を第一に考えるなら、もはや女系皇族、女性天皇も当然と劇場主は思うが、存続よりも大事なことがあると考える人のほうが多数派らしい。視点がおかしいのではないか。まず存続を確実にすべきだ。綱渡りで良いはずがない。

もしかすると皇室典範に欠陥が多いのかもしれない。古い規定が、そのまま残っているはずだ。法的には皇室を管理する権利が国会に認められているのかも知れないが、法の歴史は浅いし、時代の変化に対応できているとも限らない。それに、我が国の政治家は選挙に強くても、質的に問題のある方が多い。 そこらの二世三世議員や学生運動くずれが、必要な見識を有するとは思えない。皇室を神輿として扱って自由を縛り、自分に有利な方向に利用することしか考えてない可能性はないのか。明治維新の元君たちは、皇室を「玉」として利用した。今の政治家にも維新に憧れる人は多い。その伝統が今も続いているとしたら、そこが第一の問題なのではと疑う。

 

 

 

 

 

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