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2018年12月29日

アルペンライン・ツアー2日目(2018)

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- 読売旅行 -    

2日目は、このツアーの目玉である、上高地、アルペンラインを進んだ。       

 

⑦上高地 奥飛騨温泉から上高地は距離的には直ぐだったが、上高地への車の乗り入れは規制されているそうで、専用のバスに乗り換えるため、バスセンターに移動する必要があった。そんな規制があることも、まったく知らなかったので驚く。上高地は映像で見た通りだ。川の水が非常に美しく、白樺を中心とした木々の林も風情がある。

あのような地形で、川の直ぐ傍にホテルなどが建てられているのが不思議。台風などがあれば、大水が出て流されてしまいそうだ。高い場所なので、意外に集中豪雨の影響を受けにくいのかも知れない。写真をたくさん撮ったつもりだったが、後で見てみると撮り足りなかったと感じる。弾丸ツアーで余裕がなかった。 あそこで宿泊する人も多いだろうが、散歩以外に楽しめるものはなさそう。帝国ホテルの支店があって、そこでグルメを楽しむことはできそうだが、財布と相談が必要だろう。     

 

⑧ 上高地→北アルプス 乗鞍岳を見るには見たが、イメージをつかみにくかった。上高地そばの焼岳は色彩が独特なので印象深い。断崖絶壁の上に焼けた山頂付近が見える。穂高岳の一部は上高地から見えたが、谷間には雪のように見える白い岩が転がっているようだ。あの岩から出た粒子が、河童橋を流れる梓川の色を美しく見せている様子。

乗鞍岳も穂高岳も火山なので、凝灰岩が多くみられると思うのだが、阿蘇の火山と成分が違うのだろうか?阿蘇の周辺は、高千穂峡で見られるような黒みがかった柱状節理が多い。黄色いシラス風の岩石がある地域もあるにはあるが、広範囲に黒みがかった岩が見られる。岩石の性質が阿蘇とアルプスでは違うのか?詳しいことは分からない。     

 

⑨ 北アルプス 左手にアルプスを眺めながら、松本市や安曇野をバスで移動。アルプスの山々はつながっていて、どれが何山なのか区別できない。この平野の広さにも驚いた。山の中の盆地なんだが、反対側の霧ヶ峰、美ヶ原ははるか先で、広大な平野が広がっている。武田信玄が領地を広げようと企みたくなった理由も、なんとなく理解できた気になったし、信玄の攻撃を何度も撃退できただけの国力が、この地方にはあっただろうと納得。

大町市から左折してアルペンルートに入ったが、途中にたくさんの車が止まっている。山登りの人達の車らしい。アルペンルートへの車の侵入を制限している関係で、途中の道路わきに車を止め、バスで扇沢駅に登り、そこから関電のルートに乗ろうという人達だろう。扇沢駅がにぎわっていた。駅の周囲は蓮華岳、爺ヶ岳などの山があったが、いずれも険しい山々。     

 

⑩トローリーバス 扇沢駅から黒部ダムまでは地下を進むトローリーバス。乗り心地は良くなかった。満員で座れなかったし、曲がりくねって登る暗いトンネルの中を進むので、結構ゆれる。待ち時間が30分くらいで、乗車に10分、移動が16分程度だったかなと思う。 

 

⑪黒部ダム 雨の日にどうやっているのか、気になった。ダムの上を電力駆動のバスが移動することも可能ではないか?そうできれば、雨の日に濡れたくない人は、バスに乗ってダムの反対側まで行けるだろう。下車する人、そのまま乗る人で分かれると、料金の問題がやっかいかも知れないが・・・。 

到着後の道順が、あまり表示されていなかった。本を読んでいたから、ある程度分かったが、外国の人にも分かるように、矢印などを付けるべきだろう。

ダムは映画やテレビの映像で何度も見ていたのだが、迫力の凄さに驚く。まともに下を見るのが怖いくらいの高さ。天気は良くても風は相当吹いていて、下を見ている時に眼鏡か何か落とさないか心配になるほどだった。人工物でも、ああ巨大なら立派な風景になる。よくぞ、あんな巨大プロジェクトをやり遂げたものだ。

関電の計画に対し、日本国内の金融機関からは資金が集まらなかったとガイド氏が言っていた。確かに、山にトンネルを掘って現地に行き、そこで見たこともないような巨大構造物を作るなんて、どう考えても無茶な計画としか思えない。他に良い場所があろうに・・・ 結局、世界銀行からの国際的な金融支援を得て、56年ころから工事が本格化したらしい。映画の「黒部の太陽」も大掛かりな作品だった。本当の計画も大変なもので、やはり無茶だったのかもしれない。復興や発展を目指す当時の熱狂によって成された事業のように思う。    

 

 ⑫黒部平  黒部湖駅から地中のケーブルカーに乗って黒部平まで5分間。しかし、乗り込みまでにかなりの時間を要するので、時間のロスは感じる。我々はツアーで、ガイド氏が先に切符を取っていたから早い方だったが、普通の人が個人で乗る場合には、そう簡単には順番が来ないはず。こういった乗り継ぎを簡素化しないと、日程に無理が来るだけだろう。事前に切符を確保する手段があるのだろうか? 黒部平には広場があって、記念写真を何枚も撮影した。大観峰にかけて見える山肌は少し紅葉していたが、この後2週間くらいの間に最盛期が来たかと思うと、直ぐにシーズンを過ぎていた。下界よりも紅葉の期間が短いかも知れない。12月になると雪で閉ざされてしまうから、わずかな間の楽しみである。      


⑬大観峰 大観峰の駅まではロープウェイで移動したが、かなり揺れていた。駅の壁には、ゴンドラがぶつかった跡がくっきり。ここも非常に混雑しており、すし詰め状態。座れはしたものの、移動して写真を撮ったりは難しかった。大観峰の駅で展望所からしばらく山々を眺めた後、ふたたび地下のトンネルをトローリーバスに乗って移動。横揺れもまた激しく、時間も10分以上かかった気がする。     


⑭室堂駅に到着。この駅はかなり大きな施設で、売店が2階にわたって同じような商品を売っている。ロビーも、かなりの広さ。屋上から室堂の広い場所に出る。室堂は、どうやら立山の火山活動で山頂が崩れ、みくりが池に向かって土砂が流れ込んだ斜面のようだ。今の立山山頂は3000メートルを超える高さだが、もう少し高い本来の山があったのかもしれない。富山側に崩落し、途中で池や弥陀ヶ原などの湿原を形成しているらしいのだが、その感じは、見てみて初めて分かった。室堂駅からみくりが池に向かう途中、左手には富山湾らしき海が見えていた。


⑮室堂→美女平 室堂からはバスで下る。このバスは電力ではなく、普通のディーゼルエンジンで動いているらしい。こここそ電力駆動が望ましいように思えた。振り返ると、剣岳がチラリと見えた。信じられないくらいの急峻な形。あんな山に登る人が多いとは、ちょっと感覚的に理解しがたい。装備が整った今でも、やはり転落する人はいるはずだ。 バスで降りていく途中で何度かサルの群れに遭遇したが、サルたちはなかなかどいてくれない。慣れてしまっているようだ。全体に美しい光景だったが、日本一の高さという滝は霧がかかっていて見えなかったし、謂れのあるらしい大きな杉の木も一瞬で通り過ぎたので見損ねてしまった。     


⑯美女平からは短時間のケーブルカーで降りる。ここにはほとんど見れるものがない。それなのに、美女平の駅では随分待ち時間があった。40~50分だったろうか? 移動させるための全体の計画に問題があるからだろう。この区間のケーブルカーは本来なら必要ない。建設当時の環境保全策、当時の観光客数の見積もり、バスで移動してくる今の客数との調整など、工夫が足りていないようだ。観光客の多くが、駐車場などに寝そべっていたが、雨の日には相当な不都合が発生すると思う。 おそらく、ケーブルカーは止めて、道路での移動にするのが効率的だろう。便数を調節しやすい。それに電動なら環境への負荷も少ないと思う。   


⑰美女平→富山市 美女平で既に空は暗くなっていた。富山市には宿泊のためだけに向かう。結構疲れていた。年寄りにはきつい日程だった。

 

 

 

 

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