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2018年12月30日

アルペンライン・ツアー3日目(2018)

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- 読売旅行 -      


⑱富山市→黒部峡谷 バスに乗って富山の平野を東に向かう。連休中なのに混雑がなくて、移動はスムーズだった。富山の平野からは南側に延々と北アルプスの山々が見える。そびえたつ屏風のように、平野から一気に高い山が連なっている感じ。富山は独特の地形で、海の産物にも特徴があると聞くが、おそらく古い時代、山からの土砂が積もるまで、海のそばに断崖絶壁が続いていたに違いない。   

 

⑲黒部峡谷 渓谷の入り口は宇奈月駅。そばから温泉を引いてあるそうで、駅の傍に湯気が立っていた。そこからトロッコ列車で移動になったのだが、意外なほどの寒さで、防寒着を置いてきたことを後悔した。険しい渓谷を抜けて、鐘釣駅まで約1時間ほど。鐘釣駅の傍には万年雪の残骸が残っていた。黒部渓谷はあまりに地形が険しすぎるのか、九州の山にあるような谷間の集落がない。川の流れが穏やかな場所に、昔は住んだ人がいたのかもしれないが、米を作るには無理がある地形が邪魔して集落として残らなかったか、あるいは江戸時代に加賀藩が立ち入りを禁じた関係で、立ち退いたのかも知れない。

川の水は、岩石の色のせいか白みがかっていて、そのせいもあって非常に美しく見えた。九州地方の普通の川は、上流でも緑色が目立つ。藻が生えにくいのか、岩石の成分の違いのせいか分からないのだが。    

 

⑳ 白川村 峡谷から白川村を目指して再び高速道路をバスで移動。かなりの距離を移動したはずだが早く着いた。白川村は絵葉書などに載っている雪化粧した集落のイメージが強かったが、普通の季節でも幻想的、牧歌的な風景で、本当に人が住んでいるとは考えにくいくらい浮世離れした地域だった。

時間の関係で、建屋の内部には入らなかった。観光客が窓から外を覗いている様子を、こちらから眺められた。内部の様子は、おそらく古い田舎の農家のそれと同じようなものだろう。けして美しくはないはずだが、時間が許せば見てみたかった。

劇場主が子供の頃も、茅葺は珍しくはなかった。茅葺の家に1年ぐらい住んだこともある。でも、さすがに新しく茅をふき替える家を見たことはない。葺き替えがされないと、維持するのは難しい。部分的にトタン屋根にしたりした家も多かったが、今では郷里の村に茅葺の家は見ない。

白川村が維持されたのは、平野も結構あって稲作がかなり続けられたことや、観光収入のおかげもあったのだろう。合掌作りのような独特な作り方をしていなかったら、観光が成り立たないので、直ぐに普通の家だらけになり、もしかすると限界集落になっていたかも知れない。かなり偶然の面があったのではないかと思う。    

 

ツアーは金沢駅から急行列車に乗って、新大阪からふたたび新幹線で帰ってきたが、帰宅は非常に遅くなった。白川村から名古屋に出て新幹線に乗るか、もしかすると飛行機で名古屋に降りて、そこから初日に白川村、高山に行くルートもあり得たかもしれない。そして金沢⇔大阪間に新幹線が通れば、とても便利になるだろう。時間の余裕が生まれる。でも連休中でないなら、今回のルートでも余裕があり、待ち時間で困ることもないだろう。よく考えられたツアーだった。もう一度行けるかどうか、そんな元気と暇があるかどうか分からないが、今度はもっと余裕を持って楽しめるかも知れない。

 

 

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