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2018年4月 1日

ゴールド/ 金塊の行方(2016)

Gold

 

  Weinstein,Sony

 

代々鉱山開発を営んできた業者が主人公。会社は危機に瀕し、一発逆転を狙ってインドネシアの金鉱山開発に賭けるが、思わぬ事態に陥る・・・DVDで鑑賞。 

 

主演はマシュー・マコノヒー。彼の映画で外れがあったろうか? 期待して鑑賞した。今回は凄い老けメイク、肥満体メイク(だろうと思うが、本当に太ったのかも・・・)をして登場して怪人物を演じていた。迫力は充分あり、アカデミー賞に相当しそうな主演ぶりだ。実際には特に何かの賞を受賞したようには書かれていないから、たぶん企画がマイナーだった点で話題に上りにくかったことが影響したのかもしれない。主演男優賞を取ってもおかしくはないと思う。   

 

ストーリーは実話を基にしているそうだ。その関係でか知らないが、あらすじは早い段階で読めてしまった。ただし、逆転に次ぐ逆転が上手く展開したので、物語はとても面白かった。主人公のキャラクターも良かったし、全体的な完成度は高いと感じた。惜しむらくは、好敵手がいなかった。主人公たちにことごとく対抗し、汚い手を使う嫌われ役が欲しい。金融界の人物たちが何人か、それに相当していそうだったが、もっと嫌われるいやらしい性格描写が欲しい。   

 

基になった実話のほうは知らなかった。いつ頃の話だろうか?リーマンブラザースも被害を受けたというが、日本ではちょっと報道されただけではなかったろうか?新聞に小さく載った、薄っすらとした記憶しかない。破綻の主要な理由ではなかった。   

 

リーマンブラザースという会社の名前を知った頃は、既に住宅ローン業界がヤバイと言われてしばらく経った後であり、潰れるか潰されるかしかない状態だったから、詐欺事件は大きなウェイトを占める問題ではなく、そのせいで記憶から抜けてしまったのかもしれない。 

 

思い込みを利用した詐欺事件は、古くから今まで数知れず。そこいらに現在進行形で存在しているようだ。FXにとりつかれて破産した病院もあるという。仮にある程度儲かっていても、常に利益を維持するのは難しい。翌年の税金が急激に増えて、支払い能力を維持できなかったりするらしい。金の計算は複雑だ。 

 

ビットコインなど、価格変動が激しい商品があると、欲が集まった相乗効果で、値の変動が激しくなる。そこを利用しようと、有象無象が集まってさらに事態を過激にしてしまうのだろう。信用できそうな人物が勧めてくると、つい話に乗っかってしまうものだろう。確かな証拠が出た時点では参入できない、早い者勝ち、そんな商品は、大損を覚悟しないと手を出せないということだろう。

エイプリルフールだけなら騙されてもいいが、大金が絡むと恐ろしい事態に陥る。  

 

 

 

 

 

 

 

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