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2018年1月 3日

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス(2017)

Gurdians_of_the_galaxy_vol2

 

- Marel  -

個性派ぞろいの仲間が、異星人たちからの襲撃を乗り越え、宇宙の平和を守り抜く物語の第二弾。今回は主人公の父親が登場し、主人公の誕生の経緯が明らかとなるストーリー。DVDで鑑賞。

 

このシリーズはギャグ満載、極めて個性豊かなキャラクターが喧々諤々、仲たがいしながら暴れまくるのがウリの、まあ品は良くない作品。同世代の友人たちと観るのに最適な作品。ギャグの感覚が日本人のそれに近く、その関係で分かり易いと思うが、米国の観客にはどう写るのだろうか?笑いは共通化しつつあるとは思うが、少しシュールすぎるシーンも多かったのでは? 

 

80~90年代の音楽満載、テープレコーダーを大事に扱っている点も前作と同様、笑いを呼ぶ仕掛けのようだ。 わずかな間にテープのない記録媒体が主流になり、 素晴らしいアイディアと思っていたウォークマンですら時代遅れの象徴としてギャグに使われる時代が来るなんて、この分野の進歩には驚かされる。 

今のウォークマンはMP4方式になっているのだろうか?古いタイプの機種が使えなくなっている。MP3~MP4間での変換がパソコンを介さずにできると良いのだが、厄介な手作業を要する。わずか5年くらいで専用のスピーカーが使えなくなるとは思わなかった。SONYも生き残るために色々やっているようだ。泣いて馬謖を切るがごとく、劇場主のようなヘビーユーザーを切り捨てているのか? 

 

スタローンが出演していて驚いた。でも、完全な老人になっているし、この種の映画では迫力負けしてしまうように感じる。もはや、SFでは完全に価値が失われたようだ。 体格や、セリフの言い方、年齢、それらの総合力で無理がある。全盛期の「ジャッジ・ドレッド」の時でさえも違和感があった。実社会を舞台にすればサマになっても、SFでは個性が生きてこないタイプの俳優なんだろうか?  

 

今作では敵役のひとり、ヨンドゥのキャラクターが目立っていた。権威が失墜して裏切りに遭うことや、自分の過去を語ること、そして主人公らとの共闘など、彼のための映画だったようだ。もともと、ヨンドゥというキャラクターの個性は光っていた。善き悪役がいると、作品の魅力が増す。本当に良い働きをしていた。 妙な矢の武器の使い方も面白かった。 マカロニウエスタン映画の悪役と同じようなキャラクターだと思う。 

 

この調子だと、きっとシリーズ第三作が作られるだろう。まだまだ素晴らしいアイディアが生まれ、新しいキャラクターが魅力的な敵を演じてくれそうな予感がする。    

 

 

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