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2017年9月20日

Mr & Mrs スパイ(2016)

Keeping_up_with_the_joneses

- 20C.Fox -

新しいスター、ガル・ガドット嬢が出演している作品。相手役は、ドラマの「マッドメン」に出ている俳優だそうだが、宣伝でしか見ていないので、よく知らない。

話の主人公の俳優ザック・ガリフィアナキスが笑い担当。ガドット嬢達はハードな路線。ガリフィアナキスが「ハングオーバー」シリーズで登場した時は、素人として扱われていたように記憶している。その後、続編が作られていくうちに有名になり、今はブラッドレイ・クーパーと彼が生き残っているようだ。

スパイ夫婦が主演にならず、ドジな夫婦が主演したことは、作品を面白くするうえで好都合。ひとつのパターンでもある。今作品も、見るからにドジそうなガリフィアナキスが失敗するから、役割を充分に果たしていた。全体の流れも定番に沿って、自然だった。

そのせいか、画期的なアクションや、予想外の展開による驚きは感じなかった。大ヒットを狙える企画ではなかったということだろうか?興業的にも失敗だったらしい。何か画期的なウリが欲しい気はする。典型的な流れだけでは退屈するから、何か驚きが欲しかった。

ヒロインは庶民的な感じのする女優、アイラ・フィッシャー。「グランド・イリュージョン」では、なぜか直ぐにキャストから外れてしまったが、彼女はキャラクター的に、派手なマジシャンの雰囲気が感じられなかったから、当然のようにも思った。でも、この作品のヒロインの個性には完全に合致していた。

さらに面白くするためには、彼女の個性をいじって酷い悪妻か、あるいは異常人格と言えるほどの詮索好きだと良かっただろう。世間話のネタのために、平気で不法侵入するクセがあるなど、きわどい個性が欲しい。スパイ夫婦を何度も困らせるほどの個性があれば、作品の魅力は増したと思う。主人公夫婦が、常習的に小さな悪事を働くような人間でも良かったと思う。

ガドット嬢は、「ワイルド・スピード」シリーズで有名になった。完全なモデル体型の女優だが体力はあるそうで、本物の兵士だったそうだから、アクション映画には最適だ。今後もしばらくは、おそらく容姿が保つかぎり、登場し続けるだろう。

顔だけ見ると、美人と言うよりたくましい印象を受ける。演技力は、よく分からない。はたして彼女がロマンス映画で恋を演じる事ができるのだろうか?アクション映画専門とすると、人気は数年止まりなのか?

世界を見渡すと、各地で若い女性兵士が訓練を受けているはずだから、その中で容姿に自信のある人達が、自分もガドット嬢に続いてスターダムにのし上がってみせるわと思うのではないか?元イスラム戦士の少女から転身する娘だって、いるかも知れない。それも個性になるだろう。

 

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