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2017年7月 7日

プレタポルテ(1994)

Prtporter

- Miramax -

パリコレ開催に沸くパリ市内。ファッション関係者が集まって騒動を起こす物語。ロバート・アルトマン監督作品。DVDで鑑賞。

作品名だけは知っていたが、興味がわかなくてスルーしていた作品。偶然目に入ったので鑑賞してみた。いちおうはコメディで、有名俳優達が大勢登場し、グランドホテル形式でドタバタ劇を繰り広げる趣向。

アルトマン監督の作品は、同じような形式が多い。「M★A★S★H」や「ナッシュビル」も場面や人物の移り変わりが多かった。あまり大物じゃなく小さな役でも良いから主役をひとり設けると、もっと分かりやすくなり、観客の共感も得やすくならないだろうか?この映画の形式には、必ずしも賛同できない。

ファッション業界は独特な伝統があり、素人から観ると妙な習慣が多く、笑えてしまう。そもそも、モデル達のあの歩き方は何なんだ!ホモセクシャルな感覚のモデル、デザイナーも多く、一般の仕事をさせたら勤まりそうにない印象の人間が、大手をふるって活躍している世界、そんな面を感じる。

映画の題材としては、その妙な点は使える。また描き方も、ショーと同じく、この作品のように妙な人物が多数入り乱れる形式が適しているとは思われる。ただ、劇場主は個人的にはもっと過激な路線に走るか、ショーを主体にしたミュージカルタッチに傾けるほうが、魅力は増したのではないかと思った。

犬のフンがそこらじゅうに落ちているのは、実際のパリ市内でもそうだったそうで、パリ在住の日本人が「フンを避けて歩けたら一流のパリジャン」と書いていたくらいらしい。ただし、それを映画で取り扱うのは、やや古めの笑いだと思う。

この作品は、やはり古くなってしまった。俳優達も昔のスターだし、笑いのセンスも古いし、そもそも話が際立って面白いか疑問に思う。子供や家族といっしょに観れる内容、表現方法ではないように感じた。

映像の画質は、あまり良くないように思えた。DVDの限界だろうか?

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