映画評

  • 当劇場は劇場主のための映画館です。訪問者を期待しておりません。内容の客観性、正確性は保障できません。でも、真摯な批評を目指します。

劇場主

  • 乙女座 AB型 どの占いでも最悪の運勢 内科クリニックやってます。

Conflict of Interest

  • 特にありません。

おことわり

  • 当劇場は誹謗中傷を目的としておりません。もし権利を侵害されたと感じられた方は、申し訳ありませんが管理会社や公的機関に御相談ください。

« シェルブールの雨傘(1964) | トップページ | アルジェの戦い(1966) »

2017年4月20日

スーサイド・スクワット(2016)

Suicide_squad

- Warner, etc -

犯罪者達を集めて秘密部隊が結成され、魔女を相手の戦いに投入される話。アメコミを題材にした作品らしい。DVDで鑑賞。

ウィル・スミスが一応の主役だったようだ。ゲテモノ映画、悪趣味な二級品と言えるが、単純に面白かった。狂った悪女役は可愛らしくて色気があり、集団のトップは悪人達より非人道的で、一種のダークヒーロー物語として、設定が良く出来ていた。

生真面目な人物が悪者と戦う場合、真面目すぎて興味を持てない場合がある。お子様映画の鑑賞者になってしまうことを、自分自身が恥じるのか分からないが、集中して観ているのを、ちょっと遠慮したいような感覚に襲われる。その点、主人公らがヒネていると都合が良いのかも知れない。

米国に限らず、キモ系のヒーロー、悪者が活躍する物語は多い。そこらの理由があって、必ず新しいダークヒーローが登場してくるのだろう。

目立たない人物もいた。ブーメランを使う犯罪者は、それだけでは魅力に欠ける。戦闘能力が劣る場合は、性格のずるさを強調すべきではないか?常に下品な悪態を吐くとか、裏切りや騙ししか考えていないなど、他の要素でもって存在感を出して欲しかった。雑誌の人気投票で下位にランクしていて、扱いが軽かったのか?

底の浅い物語ではなく、逆転につぐ逆転の展開のほうがが望ましかったと思う。敵も仲間も互いに嘘をつき、互いに誰も信用できないような展開が面白い。そして形勢が常に逆転するような展開が欲しい。したがって、敵側にも愛嬌のようなものが欲しかった。

魔女役はモデル出身だろうか?顔が可愛らしすぎて、魔女のイメージは浮かばなかった。もっと顔の長い、魔女的な顔の女優ではいけなかったのだろうか?色気満点のグラマー女優でも良かった気がする。

この作品は結構売れたらしいので、もしかすると続編が作られるかも知れない。悪趣味ならではの固定客がいそうだ。ネタがなくても心配ない。キモさはどんどん酷くできるし、残虐さも、どんどんエスカレートできる。際限はない。

 

 

« シェルブールの雨傘(1964) | トップページ | アルジェの戦い(1966) »