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2017年2月 5日

超高速!参勤交代(2014)

Shochiku


- 自然な流れ -

福島の田舎大名家に、突然江戸城参内の命令が来る。しかし、藩の財政は厳しく、江戸に行く時間もない。家中は頭をひねって策を講じるが・・・・

・・・DVDで鑑賞。この作品は第二作が作られたと聞く。ということは、第一作は面白かったのだろうと考え、借りた次第。

主演の佐々木蔵之介は、適役だったと思う。昔、NHKの朝のドラマで映画スターを演じていたが、それと同様の偉そうなキャラクターで良かったから、演じやすかったに違いない。大スターの威厳は感じないが、殿様役には向く俳優。

西村雅彦が家老の役だったが、ガニマタを強調しすぎて、少しわざとらしい印象を受けた。キャスティングの問題か、演出の問題か、古い喜劇映画の演技のような印象。少しオーバーすぎただけかもしれないが・・・

深田恭子が遊女役だったが、彼女もいつの間にかベテランの域に達している。若々しさはなくなったが、この作品に限って言えば、若すぎると変な気もするし、あまり本職の遊女めいていないイメージがある彼女が最適だったように思う。

忍術者を演じた伊原剛志は、演技していることが明確に分かってしまう俳優のように思う。よく有名な映画に出てくるが、彼はこんな役には向かないように思う。

家族皆で楽しめる作品ではないように思った。企画として、子供も大爆笑できるような話ではない。ギャグもあるにはあるが、古めかしいセンスのギャグと言えるかも。

それに感動作になる可能性が最初からない企画だと思う。でも全体を通しての流れが自然で、敵はとことん憎らしく、味方は苦しい思いをしていながら結構ドジで、おかしい姿になるように演出され、マイナー企画を佳作に仕上げる技術を感じた。

 

 

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