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2016年11月28日

96時間/リベンジ(2012)

- 技術 -

2008年の映画、「96時間」は、スピーディーなアクション映画だった。その続編が作られたが、まあビデオで充分だろうと判断し、今回DVDで鑑賞。

アクション映画として、ちゃんとした一定のレベルに達していた。子供に進んで見せる作品ではないと思うが、ビール片手に楽しむ作品としては最適。恋人と観ても、別に悪い点はないように思った。

アクション映画では、超人的なヒーローがアクロバティックな活躍をする、CGや綿密なカーアクションなどで迫力とスリルを保ち、できればお色気たっぷりの女優が色を添える、それが基本。動きの遅い人間がのそのそ走っていても、観客受けは狙えない・・・・はずだった。

ところがリーアム・ニーソンのような年輩俳優が、立派にアクションを演じて何の問題もなく敵を倒し、別に大きな違和感もなく、映画として成立してしまっている。そこが、このシリーズの特徴。考えられない設定だったはずなのに・・・

昨今はアクションシーンの表現技術が非常に上がっている。体力のない俳優でも、組み手を打ち合わせてちゃんと戦っているように演出できる。スピードや音響効果などをフルに使えば、少女が殺し屋を次々と倒した「キック・アス」のような作品だって可能。だから、オジサン俳優だって、立派なアクションスターだ。

ストーリーも自然だった。アルバニア・マフィアの敵を倒したら、当然親戚連中が復讐にやってくるだろうという設定には無理がなく、この作品のリアリティにつながっていた。奇想天外な展開にすると、失敗した時が惨めになるから、大正解だった。

娘役はアクション映画が続く女優さんで、大変スタイルが良く、動きも軽快で、確かに良い配役だった。

奥さん役は、私の感覚では超能力をいつ発揮するか心配だったが、やはり杞憂に過ぎなかったようだ。

敵となるギャングに、もう少し迫力のある俳優が欲しかった。元締めである老ギャングは仕方ないとしても、前作の悪役より数段怖ろしい殺し屋がいないと、話が盛り上がらない。格闘技では主人公を軽く打ち負かすくらいの強さがないと、話の展開がつまらなくなると思う。

 

 

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