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2016年7月25日

スターウォーズ フォースの覚醒(2015)

Disney

- つながりは大事 -

スターウォーズの新シリーズ。今度は新たな帝国軍と共和国勢力の戦い。ヒロインは、運命に導かれたフォースを持つ少女・・・・

・・・DVDで鑑賞。新しいシリーズが始まったことは知っていて、劇場に行こうかと末っ子に言ってみたが、興味ないとの返事。上の子供達とは全く違う反応は、時代の流れのせいだろうか?30年も経っているから当然か?

評判も非常に良いわけではなかったようだ。かなりのヒットはしていたが、かってのようなロングランはない。最初の作品は、たしか半年以上も上映されていた気がするので、かなりジリ貧傾向と言えるかも知れない。

主人公となる少女役は素晴らしかった。若くて体力がありそうだし、走るフォームが良く、動きが全体に早い。意志の力を感じさせる表情も良かった。

映像も鮮明で、細かい点までよく描かれていて、普通のSF映画より力が入っているように感じる。スターウォーズとアバターは、細かさが違う。

相棒役の黒人俳優には、あまり魅力を感じなかった。歩き方がダサイ。あれは意識していたのだろうか?颯爽としていないのは、そんな役柄だったからだろうが、そんなキャラクターでは最初から観客の共感を得るのは難しい。映画の作り方を考えると、それはどうだろう?彼が泣き、苦しむことが望ましい。

おそらく今後、彼が意外な活躍をして成長していく展開になるのではと予想した。つまり、今回は未熟で頼りないままで良いと判断されたのだろう。かってはルークの成長が作品の大きな流れだった。成長、親子の戦い、怪物達との戦い、隠された陰謀、それらがストーリーを作っていた。

ハリソン・フォードなど、かっての出演者達が登場していた店は、懐かしさを感じさせる点で良かったと思う。それに話をつなぎ、新シリーズに自然に興味を移行させる点で必要だった。よく流れをつないだと感心する。

かってのファン達なら、この作品には好印象を持つかも知れない。新しい若い世代にどう受け入れられるのかは分らないが、唯一絶対の支持を得ることは難しくないだろうか?かってのような斬新さはないと思うので。

最後に年をとったルークが登場していた。この姿にも、正直言ってがっかりした。若々しくないのは仕方ないが、迫力、威厳、強さといった印象が全く感じられない風貌。まるで浮浪者・・・というと失礼だが、主役にふさわしい印象は受けない。彼が過去に活躍していなければ、あっさり殺される住民の役か、あるいは敵と通じて仲間を売る役が向く、そんな風貌だった。美容整形して出直して欲しかった。

そこに至るまでの流れにも少々不満を感じた。親子の戦い、諍いの物語にこだわる必要があったのか、まずストーリーの立ち位置とでも言うか、根底の物語性に少なくとも感心はできない。友情や愛情、無理解、感情の行き違い、欲望、責任感や勇気、そういった要素の何に重点を置くか、もしかすると方向を誤っていなかったろうか?

 

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