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2016年5月14日

ジュラシック・ワールド(2015)

Universal1


ー 改善の余地あり ー

ジュラシックパークの事件からしばらくして、新たな施設の運営が始まっていた。そこでは遺伝子を操作した新種の恐竜を作り、何かの事業展開を計画中だった・・・・

・・・・DVDで鑑賞。やはり予想通りの企画が実現したわけだ。次はきっと遺伝子操作が来ると思っていた。予想と違っていたのは、怪獣に近いくらいの非現実的な怪物が登場するわけではなく、ティラノサウルスの延長線上の恐竜に過ぎなかったこと。

これは正しい選択だと思う。完全に実像から離れてしまうと、幼児向けの作品になってしまい、ドラマが成り立たない。二級品の企画になってしまう。そんな作品は、おそらくテレビ映画の企画に任せれば良いのだ。

面白い映画だった。家族で楽しめる作品だと思う。

CGの技術に関しては申し分ないと思った。恐竜たちの動き、目の動きや息づかいまで非常に高度に表現されていた。シリース第一作でも驚いたくらいだったが、年々進化して行っている。

ドラマに関しては、満足できなかった。もしドラマに見入ってしまうためには、施設管理者の女性に共感できないといけないような気がしたが、気のせいだろうか?何か必死に仕事に取り組まざるを得ない事情がある、あるいは家族への愛だけは特別に濃厚だとか、何かが欲しかった。

中型のラプトルが今回も大活躍していた。彼らには個性のようなものもあるので、その扱いが大事だった。急に敵になったり、味方になったり、あれは自然な流れだったろうか?彼らの仲間意識の表現に、何か足りないものがあったように感じた。

主役の俳優は記憶になかったが、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に出ていた俳優らしい。特別にタフそうな印象はなく、良い配役だったかは分らなかった。でも、自然な印象は受けた。

この作品の主役として望ましいキャラクターを考えたが、できれば相当な二枚目のほうが良かったかもしれないと思った。動きが良いことは大事で、必ずしもマッチョタイプである必要はない。仕事に誇りを持って、ストイックに従事し、女っ気はない。そんなキャラクター。そんな俳優は、もっと他にいたはずと思う。

展開の仕方にも、何か他の方法があったのではと思えた。素晴らしいCG技術があるのだから、どんな展開だって可能だと思う。観客が必ずハラハラし、脱出の成功で感涙できるような、そんな展開になりきれたとは感じない。改善の余地ありだった。

 

 

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