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2015年8月 5日

ベスト・フレンズ・ウェディング(1997)

Tristar

- 典型的 -

親友の男友達が結婚することになり、ショックを受けたヒロインは、結婚を邪魔して男と縁りを戻そうと画策・・・・

・・・・当時ロマンティック・コメディを演じていたジュリア・ロバーツの映画。7月28日、BSプレミアムで鑑賞。

同じような流れのラブコメ作品は結構多い。大抵は主人公が悪だくみするが失敗してドタバタ喜劇を展開し、結局は若い花嫁に軍配が上がり、気づいたらヒロインは他の愛に目覚めていたといったパターンで、この作品もその点では通常通りであり、新味に欠ける点は確か。

でも、この作品は結構ヒットしたらしい。ヒロインに人気があったし、典型的なパターン通りであることは、この種の喜劇ではかえって魅力になるし、途中のギャグや仕掛けの面白さ次第では、爆笑ものの映画になりうるようだ。

そして、この手の話題には常に安定的に興味を持ってくれる固定客がいると思われる。行き遅れ女子や、結婚に失敗して後悔している連中などはそうではないかと、失礼ながら勝手に想像する。結婚は、男女とも非常に気になるテーマのはず。

その点から考えて、この作品は子供には向かない印象。下品なセックスネタは少なかったが、子供が喜ぶような話とは思えない。家族で楽しむより、同性もしくは同世代の友人と鑑賞するのが最適な類の作品と考える。

バート・バカラックの曲が様々使われていた。音楽の使い方が独特の作品。劇中で歌うし、BGMとしても使われるし、音楽の比重が大きい。監督の趣味だろうか?あらためて聴いてみると、どの曲も本当に素晴らしい。歌詞もロマンティックなものばかり。サントラ盤があったら、きっとヒットしているはず。

この作品では、男優のキャスティングに疑問を感じた。普通に考えると、こんな作品でヒュー・グラント様がお出ましにならないのは妙だ。どっちつかずで迷う花婿で笑えるはずだから、情けない表情が得意なグラント君が最適だったはず。スケジュールかギャラに問題があったのか、もしくは女優だけが目立ちたいと、ジュリア嬢がごねたのか?

敵となるキャメロン・ディアスは、まだ大スターになる前の段階で、可愛らしい女を演じていた。若々しくて魅力的に写った。

ヒロインがやる工作は、それにしても酷かった。笑いの対象にならない。バイキンでさえ反吐を吐くようなとはオーバーだが、もう少し笑える小細工のような計画のほうが良くないかと思った。

 

 

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