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2012年11月29日

スノーホワイト(2012)

Universal

- 解らない -

白雪姫を題材に、国を乗っ取った魔女と戦う武闘派の姫、彼女を助ける仲間達の物語をCG満載で描いた作品。

家族で鑑賞できる作品だと思う。大うけするかは解らないが、全くしらけることは稀だと思う。恋人と観る映画としては、ややロマンティックさに欠けているかも。

魔法の鏡は随分と斬新だった。魔女にしか見えない液体のような動きで、鏡を抜け出して人間の形になっていた。今までは、あくまで鏡の中に何かが写るだけだったから、飛び出したのは意外。でも、この設定に意味があったかどうかは不明。

魔女役を演じたシャーリーズ・セロンが主役だった。彼女が頻繁に老けたり若返ったりを繰り返し、カラスに変身したりの大活躍。いっそ彼女が勝つストーリーだったら、もっと斬新だったと思う。それは無理だったのだろうか?どうせフィクションだから、構わないような気もするのだが・・・

いっぽうの姫役、クリステン・スチュアートという女優さんは、最近の吸血鬼映画で有名だが、眼を見張るほどの美人とは言えない。眼が鋭くて意志の強さなどを感じさせる点が、今回の姫役に合致することは間違いないけれど、やはりディズニー映画の白雪姫のイメージがあるので、可憐で世間知らずの姫様女優を期待してしまっていた。

姫様タイプではいけなかったのだろうか?華奢で可憐な少女が苦しみながら追撃を乗り越え、悲劇を大活劇に変える逆転勝利という昔からの映画であっても良かったような気がする。

この作品は、いちおう家族で楽しむことができると思う。恋人といっしょに見るのも悪くはないのでは?大興奮の冒険映画ではないと思うし、メロドラマで涙がこぼれるといった作品でもない中途半端な映画とも言えるので、けしてオススメとは言いがたい。

本当に特色を出したいなら、やはり魔女が勝ってしまうストーリーが必要。恋人も魔女に取られて、森に再び逃げ込みリベンジを誓う姫様ってなストーリーなら、パート2の製作も狙える。滅茶苦茶な話になってしまうが。

小人達は、もしかするとCG合成ではなかったか?見たような俳優の顔と、実際の小人をつなげてあったような気がした。勘違いかも知れない。

森のシーンや、小さな集落が焼かれるシーンは、少々長すぎたように感じた。魔女が繰り返し策謀をめぐらして、姿を変えては姫を騙そうとするシーンを繰り返したほうが面白いと思う。

また、クリス・ヘムズワース君の役割が大きかった点も、意味があったのかよく解らない。小人達が共に闘ってくれただけでは面白くないのだろうか?奇想天外な働きで敵を撃退したら、面白いシーンになったと思う。

いろんな点がよく解らなかった。

 

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