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2011年11月28日

X-MEN:ファーストジェネレーション(2011)

- ゲテモノ趣味ではない -

遺伝子の突然変異によって生まれた超能力者達が、第三次世界大戦の発生をねらう集団に立ち向かう物語。彼らはやがてX-メンと呼ばれるようになる・・・

ジェームズ・マカヴォイ主演のX-メンシリーズ作品。もともと原作にあった話の映画化ではないだろうと思う。原作は相当に複雑なストーリーになっているそうなんで、適当に話を作ったのではないかと想像するが・・・

X-メンシリーズの売りは、何といってもCGの素晴らしさ。超能力をいかに上手く、迫力ある映像にできるかが重要。この作品の能力も素晴らしかった。各々の力に重なる部分もあって、能力の種類に限界があったということか?でも超能力を画面で描かれると、それだけで楽しい。

ワンピース・シリーズが似たような状況。ワンピースの人物達は、キャラクターとしての魅力はX-メンなど歯が立たないほどの完成度、魅力を持っている。能力もいろいろだが、無茶苦茶な性格、個性が徹底している。物語はいくつかのステージに分かれていて、各々のステージで新しい敵と戦い、新しい仲間を得る話になっている。

X-メンシリーズにもスピンオフ的な話がたくさんあるそうだ。映画化されたのは、近年だとウルバリン君が飛行機を切り裂く映像で宣伝されていたやつ。そのほかにも、たくさんあるらしい。

今回の作品では年齢的に設定の無理がいくつかあったようだったが、成長のスピードの違いや、若返りパワーのような能力でこじつけていたようだ。細かいことを気にしていては、この種の映画は観れない。

主演のマカヴォイ君に迫力を感じなかった。ウルバリン役のような目の力がないといけない。ミスティーク役の先代はスタイル抜群の有名モデルだったが、今回は彼女ほど色気で勝負してなかったようで、やや幼い顔の女優が演じていた。

ゲテモノ的な色気、問答無用の眼力、CG慣れした人をも驚かすような圧倒的なCG。それらが揃えば大ヒットすると思う。ゲテモノ趣味が特徴の原作だと思うから。

コインで人の頭を貫く場面で思った。コインは形状的に鋭くないから、前から人の皮膚を貫く時には皮膚が引っ張られ、表情がおかしいほどに歪むことが表現できたほうが良い。ややセンスに欠ける印象を受けた。気味が悪くならないように抑えたのか?

そう言えば、あれを除けば、派手に人をみじん切りにするようなゲテモノ的殺人シーンはなかったようだ。銃撃やふっとばす、突き落とすなどは多かったが、ゲテモノ的な殺戮は少ない。子供が観ることをイメージして抑えていたのだろう。観客の対象を考えると、確かにゲテモノを売るのは問題だったろう。

幼児や小学校低学年を除けば、子供でも観れるかもしれない。お勧めではないが・・・

 

 

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