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2011年11月 2日

スピーシーズ3(2004)

- エロSFバイオレンス・スリラー -

宇宙からもたらされた情報に従って作られた生物の研究は続いていた。初代から生まれた赤ん坊は、ある学者によって育てられていたが、純血を求める連中が次々と襲い掛かってくる・・・

・・・エロスとバイオレンス、科学と空想、冒険とスリラー、そのへんの要素を色々検討していくと、こんなシリーズが出来上がるに違いない。この作品は劇場でも公開されたそうだが、一般客相手のロードショーにふさわしい内容とはとても思えない。場末の、ポルノ映画館がふさわしい。

ストーリー性は期待できないので、今回も4本まとめての割引きを利用して借りるためだけに観た。

そういえば、ポルノ映画館はどこに行ったのか?あの日活ロマンポルノ映画は、もしかして大都市では生きているかもしれないが、DVDなどに押されて、もはや絶滅か?

大都市圏のスポーツ新聞にはたくさん載っていたが、地方では詳細な情報がつかめない。わざわざスポーツ新聞を買う気にもなれないので、常識と思えるのだが、ポルノのその後の状態を知らない。人に聞くのも恥ずかしい。ネットで調べるのもアホらしい。

この作品の俳優達は、もしかするとテレビ界の人達かも知れない。研究者のルームメイト役は他の映画でも観たことがあるが、それ以外は全く知らない役者。

シリーズ1段は、とにかくモデル風の美女が半分ヘビのような姿になったポスターが強烈だった。でも公開当時は、さすがにアホらしくて観に行けなかった。DVD化されてからかテレビかで観て、美しい女優さんのヌードと、怖ろしい殺戮場面だけが印象に残った。

Photoナターシャ・ヘンストリッジは、驚いたことに当時20歳くらいだったのだ!この作品の時でさえ、せいぜい30歳くらい。印象が強過ぎて、大ベテランのような感覚だった。美しさが、そのままインパクトになっていた。少しでもブスだったら、映画全体が破綻していたはず。

美しさは武器なのよ。写真を見て、つくづくそう思う。彼女の美しさは最終兵器である。

理解できなかったのは、生き残ろうとして必死に戦う怪物のほうに焦点をあてることはできなかったのか?ということ。殺人は平気でやるが、とにかく生き残って子孫を残そうと必死になる怪物=敵と、そうさせまいとする学者や兵隊との戦いを描けば、物語としてのレベルが高くなったのではと思う。

「エイリアン」との違いのひとつは、そのへんか?エロティックな要素の扱いも違ったが、わざわざレベルを下げる路線を選ぶ理由は?

原案、脚本の段階で、どんな路線で行こうか話し合いがあったはずだが、何か権利の関係で自由に変えられなかったのか?シリーズの後のほうは見ていないので、その後の展開もよく解らない。

もしかすると、あちらで公開される映画館の系列がポルノ系だったのでは?とも考えた。実際は知らない。ただ明らかに、この作品は子供といっしょに観るタイプの映画ではない。恋人と観るのも、ちょっと気持ち悪いような印象。ポルノ映画を観る客が観るタイプの作品であろう。

今回のヒロインも美しい女優さんだったが、やや顔が丸顔で、初代の長めの細い顔とは系列が異なる印象。他の役、例えば優しいお姉さんを演じてもこなせるような印象。初代は、これに対して他の役はやれないような感じ。怪物のイメージが強過ぎた。

 

 

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