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2011年9月12日

スマーフ(2011)

Photo

- 家族で観れる -

妖精の国で過ごすスマーフの一族が、魔法使いガガメルの野望によって村を追われ、現代のニューヨークに迷い込むことになった。そこで巻き起こる騒動。

スマーフ達の陽気で無邪気な個性と、現代人のギャップ。互いに影響しあって学び、心が通い合う物語。魔法使いのキャラクター。相棒の猫のCG画像。どれも高いレベルでまとまり、ディズニー的な作品に仕上がっていた。でもディズニー映画ではなかったようだ。ベルギーの作家のアイディアを買って、ソニーピクチャーズが作ったようだ。

子供映画なんだが、完成度が高い。皆が役割をきっちりこなし、CGの迫力も適度、かつ充分。家族で楽しめる映画だと思う。中心となる心の交流、互いへの影響もテーマとしてまともで、伝統的な価値観に基づいている。

スマーフの漫画は見たことがないので、それぞれのスマーフ達のキャラクターは全く知らない。中心となるドジでオッチョコチョイ、父親にして村の長老、ただひとりの娘、ヒゲの戦闘気質などには特徴を感じたが、その他にはよく解らないキャラクターもあった。

人間側の主人公はパッとした印象のない人物だったが、それが必要だったのかも。もっと美男の優男でも悪くはないと思うが・・・その奥さん役は敵役だった。夢を感じさせる若々しさ、可愛らしさを持っていた。

魔法使いは素晴らしい完成度。動きや表情も適度におかしく、適度に狂っていた。猫もうまく処理されており、動きも表情も完成度が高い。

変なところで感動したのは、ニューヨークの街並みを道路近くの低い視点から撮影した映像。高いビルや看板の迫力は他の映画でも何度も見たはずなのに、この作品ではスケールの凄さを感じた。3Dだったからか?だとすると、3Dは凄い技術だ。

でもやはり眼が疲れる。途中からは3Dのグラスを外して鑑賞していた。立体的な迫力が必要ないシーンでは困らない。3Dは、もっと明るく撮影して欲しい。

漫画作品の映画化の場合は、一作読みきりになることが必要。この作品もそうなっていた。でもガガメルは生き残ったし、誰も死んでないので、次回作を作ることは可能だろう。非常に期待できるとは思わないが、たぶん完成度の高い続編が企画されるような気もする。

 

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