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2011年7月 8日

シュレック・フォーエヴァー(2010)

- またまたデキが良い -

お姫様と結ばれ幸せに暮らすシュレックだったが、替わり映えしないしない日常に嫌気が差し、1日だけ自由になるという魔法の契約にサインしてしまう。すると・・・

・・・企画力の素晴らしさ。続編が作りにくい状況から、見事に敵を作り出し、冒険と戦いの物語に仕立てていた。優秀なスタッフが再結集して、そつのない作品になっているようだ。

メイキング編も面白かった。シュレックというキャラクターができるまでの検討の仕方、昔の映画の魔王のような姿から、徐々に今の姿に定まるまで、多くのスタッフの意見が集約されていたようだ。

声優を担当したマイク・マイヤーズは、アフレコ中の普段の姿は全然個性的ではない。オースティン・パワーズのイメージとは全然違うのに驚いた。日本ではダウンタウンのハマちゃんが担当していたが、こちらも結構いい味を出していた。

シュレック・シリーズは最初から観ている。どれもデキが良かった。

最初は、さすがにあの姿の怪物に好感は持てない、外人はあんなのが好きなのかよ?という印象も受けたが、いつの間にか気にならなくなっていた。子供と、それぞれの作品を何度か観た。どれも結構受けていた。万人に受けるように、色んな細かいキャラクターを出演させていた。

クッキーマン、ピノキオは定番のギャグ担当だった。前作までは長靴を履いた猫や、ロバも大きな役割を果たしていた。パロディのセンスも的確で、適度にシュール、適度に穏やかで、あんまり下品な路線に走っていないことも正解だった。

おとぎ話をパロディにした作品は多かった。本来は善良なはずのキャラクターが、醜い欲深な姿で現れるギャグは珍しくない。でもほとんどの作品で、そのギャグは部分的にしか使われず、おとぎの国の中で物語を展開するのは稀。

ラストで美男美女に変身する本来の展開でないのも、大正解だったんだろう。

この作品も、今までと同様、家族で楽しめる。子供だって、きっと意味が解るに違いない。恋人と観ても悪くないと思う。がっかりする人は少ないのでは?

3D映画だったらしい。でも2Dで充分な気がする。このような物語は、ふたたびできるのだろうか?

 

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