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2011年7月12日

依頼人(1994)

- 厳しい状況の話 -

死体の隠し場所を知ってしまった少年は、マフィアから命を狙われる。いっぽう、彼から情報を聞き出して名を上げようと目論む検事も、非合法スレスレの手段で少年に迫る。少年が選んだ道は・・・

・・・てな、いかにも小説らしい筋書き。何といってもグリシャム原作の作品らしいから、当然そうなる。

この作品にはテレビシリーズ「ER」の役者達がいろいろ登場している。製作スタッフにテレビ出身者がいたからだろう。でも、何と言ってもスーザン・サランドンのギョロメと、トミー・リー・ジョーンズの嫌らしい顔の対決が凄い迫力。

サランドンの身の上話が、作品のリアリティに貢献していた。ありきたりの話だったが、ギョロメが演じると迫力が違うのだ。

ブラッド・レンフローという役者が子役を演じていたが、彼はこの後は大成しなかったそうだ。大変な演技力のように感じたが、子役の人生は厳しいものが多い。

厳しいと言えば、菅総理。野党からも与党からも辞めろコールが合唱している。マスコミで総理を擁護するような論調のものは皆無。少数派でかろうじて中立、ほとんどはボロクソに述べている。

映画の検事の口調のように自民党の役員からは脅され、仲間であるはずの民主党役員とも、映画の弁護士のように喧嘩。一刻も早く辞めろという、感情的な言い方。でも、とにかく粘っている。何を目指しているのかは解らないが、粘りには感心する。役人達のほくそ笑む顔を思い浮かべて、戦おうと考えているのか?

好印象は受けない。場当たり的な対応になってしまったと思う。ストレステストを原発にやることになったらしいが、誰の発案だろうか?保安院の考え?総理自身?

責任が発生する決定なんで、誰が推進した意見なのか明確にすべき。もう責任逃れなど考えなくて良い状態だと開き直って、「誰々の責任で方針を転換します。」と宣言したほうが良い。いまさら支持や理解を求めても無駄。責任と必要性だけから提示すべき。

官邸内でどのように意志決定されたのか解らない。

責任を取るのを怖れながらでは、協力を得ようと思っても難しいのでは?記録をしっかり残し、自分の非も役人の非も明確にしたほうが理想的。

少なくともスタッフがアドバイスした内容は残して欲しい。誰が無能か歴史に残すのは義務だ。保安院は間違いなく役に立たなかったはずだが、記録がないと問題点が残ったままになる。それは国家のためにならない。

ただし、原発事故対応に関しては総理を批判できない。ほとんどは最初から勝負は決まっていたはずだから、悪いのは自民党と、原発、電力関係者、役人。素人の政治家の対応策に問題があれば、保安院が的確なアドバイスをできなかった責任がある。

消費税に関しては、総理に重大な責任がある。唐突に値上げを持ち出して納得できる人間はいない。時期や民意をよく練って対処すべきだった。不自然な印象を受けたが、あれも某国からの要求によるものだったのか?それとも財務省の力か?

未だに本当に消費税上げが必要なのか、自分には理解できない。

米国からどのような評価を得ているのかも興味がある。大統領が直接会いたがらないことからすると、クビを切ろうという前提があるような印象を受けるが、高官達は支持しているようにも見える。

一部のスタッフで支持して好条件の取引をやり、利用価値がなくなれば、あっさり切るという手法も予想される。

マスコミの論調が組織だっていて、総理への攻撃に反論する動きがないのは不自然。政府を無視して意見を統一しているのは、某国諜報部が指導していると考えるべきか。証拠はないが、不自然さは明白。

情報操作は、あちらの政治家は遺伝子レベルでやりたくてしょうがないくらい得意らしい。常に人を騙し、情報を自分に有利な方向に持って行き、勝ち逃げを目指しているようだ。

哀れ、いたいけな少年や菅総理は、生贄として利用されるのだろう。映画のような良い弁護士の役割の仲間を探そうと総理が考えても、弁護士出身の身内が一番先にクビを切ろうと迫っている現状だから、やはり厳しい。

もうここまで来たら、とことん粘って解散に持っていくのも面白いかも。 

 

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