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2011年6月13日

ニキータ(1990)

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- グラマーではダメ -

ヤク中の不良少女ニキータが警官を殺し、終身刑の判決を受ける。しかし、彼女は秘密の訓練所に送られ、政府のために裏で活動する工作員に仕立てられる・・・

・・・久しぶりに思い出して鑑賞。この映画は今の奥さんといっしょに観たような記憶。ただし記憶が曖昧。確認すると大変なので、黙っておこうっと。 もう20年以上も前の作品。

久しぶりに観ても、実によくできた作品。良かった点を挙げると、①ニキータを演じた主演女優の体型、風貌。 ②殺し屋を演じたジャン・レノの迫力。  ③そもそもの設定。  

逆に良くなかった点を挙げると、①音楽が印象に残らない、②陰惨なシーンも多い。 ③上官役の迫力は今ひとつ

CGを使ったカーチェイスなどをやらなくても、充分に迫力のある映画だった。冒頭で忍び込んだ店と、レストランで撃ち合いをするのが唯一と言えるほどのアクションらしいアクション。なぜかは解らないが、充分に迫力を感じる。簡単に相手が死んでないからか?

ヒロインを演じていたのはモデルか何かだったのだろうか?個性的な女優だったが、この作品以外には印象に残らなかった。抜群の設定があったからこそ存在感がきわだったのだろう。意外なことにワタシと同い年で当時既に30歳だったはず。随分と若く見えていた。

ジャン・レノの印象も強烈だった。彼のほうは、その後もたくさんの作品に出続けている。印象は強かったものの、見直してみたら意外に登場している時間は短い。早々と撃たれているし、さっさと死んでいる。でも印象には残れた。

サングラスの形が良かった。冷酷だが仕事に忠実な姿に、妙な尊敬すら覚えてしまった。笑ったりしなかったことが良かったのだろう。

この作品はリメイクもされたし、テレビシリーズにもなっている。リメイク版の時は、確かブリジット・フォンダがヒロインを演じていたと思うが、印象には残らなかった。

先日拝見したテレビ版のほうの女優はやや痩せ過ぎの印象の東洋系?の女優。悲しさの表現に関しては、初代には敵わない。単なるお色気ネエちゃんの雰囲気で残念。DVDも発売されたそうだ。

似たような話は昔からあったような気がする。死刑になったはずが、首のロープが外れて・・・という展開はスパイ物で何度も見た記憶がある。違うのは、市民生活を送りながら、本物の恋人ができること、そして心から悩むこと。その表現の良さ。

ボリューム感たっぷりの女だったら、色気が先に立ってメソメソしていても絵にならない。少女体型で一見すると弱そうな女が怖ろしい殺し屋で、しかも恋愛に悩むというアンバランスな点が是非とも必要だった。それが適切だったので、作品に魅力が出てきたようだ。

やはり子供には見せられない作品。恋人といっしょなら、この作品は今でも結構いけてる。

 

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