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2011年5月 3日

500日のサマー(2009)

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- 女医の結婚  -

恋愛に期待度が強い男と、全く期待を持たない女のラブ・ストーリー。日記かカレンダーをさかのぼるような形式。

途中でミュージカルのような場面が突然現れたりするので、一種のミュージカルかも知れない。カラオケの場面も、その一環かも。

主人公が恋に落ちて浮かれた気分を表すとしたら、ミュージカルは適切。しっとりした悲恋を描くなら最悪。この作品の立つ位置からすると、ややコメディの要素が大きかったので、ミュージカルも悪くはなかった。

描き方が独特だった。最近よくある手法。カレンダーみたいな数字が現れて、・・日というふうに解説する。新しい恋が始まったら、数字がさっとゼロになるというのも自然だった。終わり方が良く、あと味がいい。

この作品は、子供向きではないが、一応子供のことも考えてあった。若い人が観客としての対象になる。恋人といっしょに観るのも良いと思う。少し悲しく、ギャグが効いてて、風変わりな恋愛に違和感を覚えつつ、多少は共感するといった具合か?何より多くの人にとって、あと味は良い。

主人公は「インセプション」には不向きな俳優。この作品では役柄にハマっていた。殴り合いなどしそうにない印象が最適。

ヒロインの演じ方が非常に難しかったと思う。ズーイ・デシャネルはアップで真正面から見ると意外にオバサン顔のようだが、横顔などは非常に美しく、お店にいるだけで売り上げが増えるといったエピソードに納得がいくだけの魅力がある。現在30歳くらいだから、娘役にはそろそろ無理が来る時期。

どことなく考え方に偏りがあるようなイメージは、かって出演した「イエスマン」の時と同じ。ただし、この作品では、ちょっと色気が不足していたような気がした。主人公が参ってしまうだけの魅力は、歩き方や仕草にも欲しかった。

女性で恋愛に興味がないことが確実、という人にはあまり会ったことがない。もしかすると、キャリアウーマンには珍しくないのかもしれないが、たまたま私に魅力がなくてツレナイのか、本当に男に興味がないのか、私の眼力では判別できなかった。

ヒロインのような感じ方は、だから映画の中でしか存在しない空想の産物で、実際には隙あらば結婚に持ち込もうとする女性が多いような印象。間違いかも知れないが。

看護婦さん達の未婚率の多さには呆れる。働かなくて良い家庭に嫁いだ人以外は離婚率も高い。手に職がある人の代表であるナースは、稼ぎの少ない夫から文句を言われて我慢するのがアホらしくなるはず。

女医さん達の未婚率も高い。女医さんの場合、相手の多くは医者なんで、忙し過ぎて婚期を逃すと、そのまま独身となる傾向は強い。学生時代か、大きな病院で研修している時がチャンス。

たぶん女医さんから私のような者を見ると、バカにしか見えない。くだらないことばかり書いてて、金になることを考えない偏屈者くらいにしか評価されない。この作品のヒロインも、多少は世間の男がバカに見えていたのでは?

私が話す内容は90%はギャグ、とっぴな冗談しか言わないし、外見も冴えないし、結婚相手にふさわしいはずはない。対象外で問題外。稀に彼女らが酔っ払った時に、私のような者にもお誘いを頂いたことがある。でも、なんだか失礼にあたるような気がして御遠慮してしまう。そうやって機会を逃してしまった結果が、彼女らの未婚という結果になっているのかも。

「ロクな相手がいないわ。」と考えたら、無理に結婚する必要はない。女医さんは収入も凄いし、ステイタスが高く、一人でも困らない。介護保険や貯金を使って、悠々自適の老後を送れる。

私としては、女医さんこそ沢山の子供を生んで欲しい。間違いなく優秀なお母さんだし、子育てを本気にやれば誰にも負けない根性があるはずだから。優秀な子供を育てて欲しい。それが最高の社会貢献だと思う。ヤンキー娘に保護をするくらいなら、女医さんに男を世話するべきだ。

病院当直と別に子作り当直を科して、好きな相手と子作りしてもらって、養育は国が全額負担すれば、きっと優秀な子供が増える。気に入れば相手の男が何と言おうと結婚しても良いし、もちろん気にらなければ他の相手を次々探しても構わない。女医の免許は、男性の自由意志よりも優先される権利を保障するものと定める、なーんていかが?

無茶なやり方だが、彼女らのせっかくの才能を埋もれさせるのは国家的にもったいない。

 

 

 

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