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2011年4月13日

ONE PIECE ワンピース3D 麦わらチェイス(2011)

- 2D希望 -

海賊団が眠っている隙に、ルフィーの麦わら帽子が盗まれた。犯人はどうやらオオワシのようだ。海賊団は犯人を追跡するが、海軍の基地に迷い込んでしまう・・・

・・・テレビでおなじみのワンピースシリーズ。今回は3Dだった。冒頭に年老いた海賊が現れるシーンの立体感は確かに素晴らしい。オオワシを追って峡谷を通るシーンの迫力も素晴らしかった。今回のルフィーの移動の仕方はスパイダーマンを参考にしていた様子。よりパワフルで、気持ち悪いが。

文字と背景が完全に分かれて写るのも新鮮な感覚。でも、やがては飽きるのでは?

今回使った3D用のメガネは、アバターの時よりも軽かった。後ろに紐がついていて、締めることで固定されやすく、鼻などに荷重がかかるのを防ぐ効果があった。ただし、やはり暗くて見えにくい。もう少し画面自体を明るくする必要がありそう。

このシリーズに登場する人物は、ほとんどがマカロニウエスタン風の、格好付けた振舞い方をしている。たいていはタバコをくゆらしたり、くだけ過ぎた服装。彼らの個性は、今の子供達には非常に受けているようだ。我が家の三男が幼稚園の頃からもう6年以上、まだ興味を持っている。

老いた海賊船長、飼い犬のキャラクター設定も良かった。何らかの感情の奥行きのようなものがあることが、シリーズの人気につながっていると感じる。泣かせるシーンが結構多いのだ。

先日テレビで放映されていたのはチョッパーが仲間になるエピソードだったが、くだらないことに命を賭ける学者を、やけに熱く描いていたにも関わらず、結構な感動作になっていた。大人にはきついが、子供には、ちょうど昔の巨人の星のような深い感動となりそうな出来だった。

キャラクターの多くに、今の若い人たちの格好に近い服装をさせたのは正解だった。ルフィは昔の少年風だが、サンジ、ナミ、ロビンなどは流行のブティック、ややくたびれているから古着屋?から出てきたまんまのような格好。

春休みなんで、子供映画ばっかり観るハメになっている。こんな生活が20年近く続いている。大人の映画は見逃してしまう。仕方ないから、後日ビデオになるのを待つしかない。でも、このワンピース映画は大人も楽しめるレベルだった。ポケモンほど辛くはない。

恋人といっしょに観ることも一応は可能。中学生なら問題なし。高校生以上になると向かない。やはり幼稚だもん。

今の状況なら、やはり2D版にして欲しい。今回は熊本市内の映画館の半分でしか上映されていないし、全て3D限定。選ぶ側から言わせてもらえば、余分に金を払って必須ではない技術を使った作品を見せられ、しかも見えにくいことになる。

 

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