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2011年4月18日

デート&ナイト(2010)

- 真面目路線 -

仕事と子育てで疲れきった夫婦は気晴らしにレストランに出かける。無理して他人の席を取ったことから、ギャングに命を狙われるハメになる・・・

スティーヴ・カレル主演の喜劇だったが、意外に真面目な路線で、夫婦が信頼を取り戻すまでのすったもんだを面白く描く作品だった。

同時期にナイト&デイが上映されていたから、タイトルはそのパロディらしい。

主人公自身は非常におかしな言動をとっていたとは思わない。「ブルース・オールマイティ」で見せた芸などはない。古いテレビの喜劇で昔あったような、ギャグとセリフの面白さ、大仰な表情で笑わせるタイプの、言わば古いタイプの笑い。

共演のヒロインはティナ・フェイという女優で、このタイプの作品にはうってつけという感じ。極端にブサイクだったら観客がそっぽを向いてしまう。適度の色気と適度な下品さ。

ジェームズ・フランコが脇役で出演していたが、非常に上手かった。つまらない泥棒で、恋人と言い合いをしながら、互いに好きあっていること、考え方などを短時間で見事に表現していた。表情がオーバー過ぎないことが良かったのかもしれない。

刑事役がちょっと迫力不足で、特に白人のほうは悪役には向かない印象だった。

激しいアクションはなかった。銃撃があったが、逃げ惑うだけで応戦はほとんどない。カーチェイスはあったが、今のアクション映画のものとは比較にならない。爆発もなし。テレビよりも大人しいくらい。したがって若い人には退屈ではないか?

家族で観ることができる映画だと思う。ただしセリフは汚く、えげつない、変態的なものも多い。恋人といっしょに見る映画としては割と良い。基本的な面が真面目だし、適度にスケベで少しおかしいから。ただし爆笑は期待できない。

子育て最中は、アメリカでも大変らしいことがうかがえた。私の家では妻は仕事をしていないので随分楽なほうだと思うのだが、それでも始終忙しくて何もできないと文句を言われている。だから、君は暇そうに見えるよ・・・などとは絶対に言えない。

個人の要領のよさには差があるから、こちらの感覚で非難はできない・・・という当方の考えを逆手に取られていないか心配。

私は子育ての努力をしてきたつもり。子供の遊びに付き合うために自分の時間のほとんどを使ってきた。毎週必ずどこかに連れて行ってる。高校生の長男から6歳の末っ子まで、ずっとそうやってきたから、足掛け15年以上、このままだと計20年はそうやる計算になる。

子供と遊ぶのは好きだから気持ちの上で苦痛ではないが、体力的には無理が来ている。食品購入、風呂の世話、寝かせる世話などもやるから自分の時間がほとんどないので、疲れきっている。

たまに一人で旅行でもしたいなあ、と思っても子供達の顔を考えると中止せざるを得ない。これだけ尽くしても子供達は感謝なんかしない。「あーあ、つまんなかった。」で終わる。そんなものだろうが・・・

 

 

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