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2011年3月 6日

コップ・アウト(2010)

- 現実感のなさ -

ベテラン二人組みの刑事達が停職処分を受ける。金に困って大リーグカードを換金しようとしたことから、ギャング団と対決することに・・・

ギャグは過激で各々は笑えたが、話し全体としてはセンスの違いを感じた。子供には聞かされない内容も多く、家族で楽しめる作品ではない。恋人と観るのは構わないかも知れないが、受けるかどうかは不明。ナンセンスギャグ、テレビのバラエティ番組が大好きという人なら満足できるかも。

主演二人とも、かなりおかしな刑事役を演じていたが、リアリティが感じられず、オチャラケの方向性が理解できないまま終わってしまった。日本人には解らないセンスの路線で、あちらでは大爆笑ものだったのかもしれない。

路線の検討が足りなかったのではないか?

似たようなコンビの刑事物である「バッド・ボーイズ」もギャグはあるのだが、我々にもちゃんと理解できる。芸風の違いがあるということか?

カメラを忍ばせて不倫を暴こうとする騒ぎはドタバタコメディ風のネタだったが、この作品の大筋とはそぐわない。バレて奥さんに怒られるだけだったら、クスッと笑えるネタになったかも知れないが。大きく扱い過ぎたような印象。

敵のギャング団のボスは個性派で、気味の悪い人物を演じていたが、迫力は不足してギャグめいていた。怖さを出してはいけなかったのだろうか?

ライバル的な役割の刑事達も、例えばもっと凄腕で、いやらしいくらいのスマートな捜査をするエリートといった対照的な性格が欲しかった。対比できないと、対立してるのか、ただの仲間なのか曖昧。

女優たちが非常に美しく、モデルをそろえたような感じだったが、絵になったのはギャングのボスの愛人役と、ブルース・ウィリスの娘役くらいか?愛人役と恋愛沙汰にならない主役なんて、なんだかつまらないと思うのは私だけか?ラヴ・アフェアの要素のない映画だった。

相棒役のモーガンはおかしかったが、刑事役としてはハメを外しすぎていた。普段はちゃんと捜査もするんだが、たまに調子こいてミスをするといったキャラクターのほうが笑えるのでは?

そのような細かい役割分担、キャラクター設定が理解できないまま終わった。

 

 

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