映画評

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2011年3月 3日

愛が微笑むとき(1993)

- 上出来 -

天国に行けなかった男女4人が、ある子供とともに過ごす。彼らには何かの使命が神から授けられているらしいが、誰もそれを知らないまま30年が過ぎた・・・

ロバート・ダウニー.Jrが主演しているが、まだ若い頃の作品で、今よりも軽い印象を受ける。でもトボケタ芸風は今に通じるものがある。

タイトルはパッとしない。これで映画を観たいと思う人はまずいないだろう。俳優たちも、今でこそ主人公はメジャーだが、大スターの代表とは言い難いので、大ヒットが最初から望める作品とは思えない。

でも、この作品は楽しくて、やや物悲しくもあり、なかなかの映画。少なくともビデオレンタル代の価値は充分にあった。

天国からのバスが登場するシーンは、結構美しいCGで出来ていた。目立たないが、高度な技術が使われていたようだ。

時代背景が良かった。古き良き時代からのタイムスリップのような設定でもあったので、懐かしいような良い雰囲気も出ていた。

似たような話を漫画か何かで何度か見たような気もする。幽霊は一人だったようだが、主人公が幽霊を救済してラストという流れは同じだった。古典的な映画で同じストーリーのものがあったような・・・

それを実写化すること、50~60年代のオールディーズの雰囲気を再現すること、恋愛の進行が進まずイライラさせられること、主人公の生き方が矯正されること、幽霊達の魂の救済。それらの要素をクリアすれば、きっと美しい話になるだろうと想像できる。

そして実際にも美しい話になったようだ。この作品は家族とも恋人とも観ることができる。感涙にひたれる大傑作ではないが、なかなかの佳作。

主人公は、私の感覚ではもっと生真面目な雰囲気の役者のほうが良かったと思う。冷静なビジネスマンタイプのハンサムボーイが、ひどい目に遭いながら自分を取り戻すというのが常道だろう。

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