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2010年12月 6日

花嫁のパパ(1991)

スティーブ・マーチン演じるパパの娘がいきなり結婚すると言い出し、結婚コーディネータや相手の家族とすったもんだするコメディ。

昔、花嫁の父という有名な映画があった。いたって真面目な作品だが、今回は父親役が最初からコメディアンで、派手なドタバタがあって、最終的にはハートウォーミングなラストにつながるだろうという予想の下に観ることができる。

話自体は自然な流れで、奥さん、子供、結婚相手のキャラクター設定なども実に自然。奥さんがニコニコするだけで、面白みがないような印象を若干受けたものの、そつのない出来上がりだった。

想像していた派手でエッチなギャグはなかった。少しエッチなエピソードがあっても良かったのでは?また、派手に何かを壊してヒンシュクを買うシーンが多くても良かったのでは?若い二人を別れさせようと策謀を測って、本当に別れそうになってあわてる等のドタバタは必要なかったのか?

この作品は家族で観ることができる。恋人と観ても、退屈してしょうがないとは思えない。いたって大人しい笑いに徹しているレベル。結婚をめぐるコメディは、笑いの激しさには限界があると思われる。

唯一、プールに落ちるシーンが多少は派手と言えるレベルだったが、それにしても大人しい。

娘や恋人役は適役だった。決まって可憐な少女タイプの女優や、素直そうな若いハンサムが演じる役柄だ。あちらには、そんな役者は山ほどいるらしい。

スティーブ・マーティンの表情は、私には解りにくい。基本的にコメディアンは目玉が大きくて表情がオーバーで解りやすいほうが向いていると思うのだが、人種の違いのせいか、アメリカではそうとは限らないようだ。

志村けんは明らかに面白いと思う。エディ・マーフィーも解りやすい。目を見開いて驚いたり、単純で解りやすい動作を基本にして欲しい。微妙な表情で笑わせるには、アップを中心にするなど、撮影の方法を相当に工夫しないと無理だ。

だから、大笑いできるという印象は受けなかった。たぶん今の若い人や子供でも同様ではないか?さらに、大げさなアクションによるギャグはないので、退屈する向きもあるかも。

その代わり、安心して家族で観れる作品であることは売り。爆笑しなくても、良い気分になれるのでは?

 

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