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2010年8月 3日

ファン・ボーイズ(2008)

- レーアお婆さん -

スター・ウォーズのオタク仲間だった一人が癌で余命数ヶ月と判明。かっての仲間達は公開間近のシリーズ最新作を見るため、ルーカス映画の施設に侵入することを計画する・・・

・・・実に楽しい、なかなかの傑作だった。

一番おかしいのは、スター・ウォーズおたくでないと解らない問題を出して答えさせるシーン。「そんなこと知っててどうすんだ?」というような細かい問題にスラスラと解答するオタク振りと、解答した相手に敬意を表する、これまたオタクの出題者がおかしい。

さらに、スター・トレック・シリーズのファン達との争いも傑作。それぞれが互いの出演者達をオカマ、ホモとののしり合い、下らないことでけなし合うシーンが面白い。下は、そのスタートレックファン。

Photo

その中で友情にあつく、仲間を思う姿や、子供時代の夢を懐かしむシーンもしっかり挿入されていて、実によくできていた。

でも、この作品は子供にはマズイかも。恋人といっしょに観るのは最高。後味が良い映画だった。

右手をレーア姫と名づけていた、君もか!なんてギャグは思いつかなかったが、オタクの世界では、普通のことなのかもしれない。

おそらく出演者や、製作者達スタッフの多くは本物のオタクではないか?作りながら楽しんでいた様子が解る。

この作品の出演者の世代の設定には疑問を持った。もう少し上の世代、30代、40代のほうが最初のシリーズのインパクトを受けているはずだ。彼らが子育てや仕事で悩んでいる様子をベースにするのが常道だと思う。おそらくスタッフの実年齢の関係で20代になったのか?

デブの変態男を演じていたダン・フォグラーという役者が最も目立った。役柄から言えば、下品でメチャクチャな人物で、笑いを取る役割。かってのジョン・ベルーシや今のジャック・ブラックに近い個性。

そのほかの役者は、あんまり個性豊かとは言えない印象だったが、ウインドウズ役の役者は、オタクがぴったりの個性だった。他の映画でもオタクを演じていたような気がする。

パロディ的な意味で、キャリー・フィッシャーなどのスター・ウォーズのメンバー達が出演していたが、キャリー・フィッシャーの老けぶりには驚いた。オバちゃんというより、完全にお婆さんになっていた。もともと超美人とは言えないが、結構ナイスバディだったのに・・・時代の流れを実感いたしました。

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