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2010年7月 5日

仮面ライダー超電王劇場版EPISODE・YELLOW(2010)

- ストーリーがあった -

仮面ライダーディエンドこと海東が、電王達の前に出没する。彼は時空をさかのぼるため、電王達の電車を奪ってしまう。過去の自分の盗みに関係する秘密があるらしい。しかし、そこに警察の黒崎が厳しく追跡してくる・・・

長いタイトルがついた仮面ライダーシリーズの映画。仮面ライダー電王シリーズは数年前に終わって、今は確かダブルに移っているはずだが、なぜか電王シリーズが復活し、いよいよ訳がわからなくなっている。2010年に入って既に3作も同様のシリーズで、テーマを変えて作られているらしいが、どのような経緯か解らない。

電王時代のスタッフが自分達で新たな企画を考えて、シリーズを復活させたのか?

この作品にはちゃんとしたストーリーがあった。泥棒ライダーと時空警察ライダーとの駆け引き、そこに電王が関与して複雑なストーリー展開になっていた。よく考えてあったと思う。おそらくうちの5歳の子供には理解不能だったはず。ただ戦っているシーンしか記憶に残っていないのではないか?

ユーモアのセンスも独特だった。チャーハンを配るだけのために、ゴルフの素振りを始める実に下らないギャグや、桃太郎、金太郎をモチーフにした登場人物達の漫才仕立ての会話もおかしい。このシリーズは人気の度合いは低かったらしいが、アイディアの面ではシリーズ随一かもしれない。

泥棒ライダーを始めとして、ライダーに変身する前の人物は完全にモデル体型で、動きには切れがない。初代ライダーの藤岡氏などとは運動能力の面で大きな差がある。せめて格闘技の経験者に限定して人選をしても良いのでは?空手やテコンドーなどの選手にもイケメンは多いと思う。

演技力にも不満を感じる。くさくて耐え切れないほどの演技がほとんど。専門的な勉強までする必要はないと考えているのか知らないが、映画に出演するような人間は、基本的には劇団などに所属して、人に観られても良いような最低限の勉強はすべきだと思う。

演出も上手とは思えない。子供映画であっても、子供なりに良い構成は解ると思う。シーンごとに話が断片的にならないような工夫はして欲しい。

ストーリーは素晴らしかった。子供映画にはもったいないほどのもの。思い出の品、母親と子供の関係、怪盗らしいカッコよさなどが織り込まれていた。家族でみることができるレベルだった。

でも、子供に理解させるための強調の仕方が良くなかった。「自分で過去の自分を傷つけることはできない。過去の自分の運命を変えることはできない。」それを繰り返しインプットしないとラストにつながらない。

車掌役はお尻を売りにした秋山嬢(下)だったが、お尻のシーンはなかったような気がする。教育上問題がない程度にサービスすべきではないか?しかし、この写真はどこで撮影したんだろうか?

Photo_2

 

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