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2010年6月13日

劇場版XXX HOLiC 真夏ノ夜ノ夢(2005)

- 好き嫌いがあるかも -

主人公は特異な体質で、モノノケ達が好んでまとわり付く傾向がある。彼は霊能力者の女性と共に、ある屋敷に招待される。そこでは様々なコレクター達が集まり、コレクションの完成のために、屋敷で行われるオークションを待つが・・・

・・・衛星劇場で鑑賞。原作~マンガなどは全く知らないが、途中のギャグや戦いのシーンが面白くて印象に残った。

主人公のキャラクターも結構おかしい。彼に同行する無表情な青年も、主人公を召使のごとく扱う女霊媒師もサディスティックで怪しい魅力がある。昔のパタリロ的な感じで、シュールで気持ち悪い中に、ギャグを織り込んだ独特の世界を作っているようだ。気味の悪い中でのギャグは、変におかしさが増幅される効果がある。

どこかで見たことがあるような雰囲気。カードキャプターさくらの原作者達が作っているからか。

娘といっしょにカードキャプターのシリーズは結構見た。魔物が登場する時の映像は、今回の作品とも多少は似ていたが、本作はCGをかなり導入してあり、それが建物の中の整った映像表現には効果的だった。

この種のCGは、ここ十年くらいで日本のアニメに頻繁に使われるようになってきた。プロダクションに外注しているのだろう。視線が機械的に変化するので最初は新鮮な感じを受けたが、慣れてしまうと味気ないようにも思える。好き嫌いの問題かもしれないが・・・

妙なバケモノたちが主人公を振り回して崖から落とそうとするシーンには笑ってしまった。漫才のキャラクターを再現した内容なので、たぶん作者たちは漫才やコントが好きなのだろう。

この作品は子供には受けるかもしれない。家族で観ても良いのでは?ただし、理由は解らないが我が家の子供達に限れば、あんまり面白いとは感じなかったようだ。オカルト的な雰囲気が嫌いだったからか?漫才に詳しくないからか?

パタリロやカードキャプターさくらが好きな人には確実に受ける。オカルトもの、占いなどが好きな人もいけるかも。嫌いな人はいたく失望するような、そんな作風。

完成度は高いと思うが・・・

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