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2010年2月27日

幸せのセラピー(2007)

- 幸せシリーズ化決定? -

主人公は逆玉に乗って富豪一族の一員となり、その会社で暇な仕事をしている。家族からは軽んじられ、妻は浮気している。精神的なストレスのため肥満体になっていることに気がつく。浮気相手を殴ったりしたため彼は有名になり、さらに皆からバカにされる。彼は意を決してシェイプアップのための早朝水泳を始める。妻との関係を改善するために、ランジェリー・ショップの店員の美人を恋人に見せかけ、妻の関心を買おうとする。さらに独立しようと考え、ドーナツショップのライセンス契約を結ぼうと画策する・・・

・・・ジェシカ・アルバの扱いが気になった。出演の時間が制限されたのか?出番が少なかった。彼女は一応スターだし、この作品のポスターでは完全に主役よりも扱いが大きいほどだ。でもチョイ役に毛が生えた程度の出演だった。

主演のアーロン・エッカートは最近目立つ役者。悪役もコメディもこなす器用さを持っているようで、個性が感じられる。幸せのレシピでも良い味を出していた。もしかして彼が主役と言うことで「幸せの・・・」というタイトルにしたのか?個人的には、このタイトルはいただけないと思う。あまり目立たない。でも、今回の彼の演技もなかなか面白かった。肥満体から引き締まる様子を、たぶん本当にもダイエットしながら演じたのか?その逆か?もしくは特殊メイクか?

運動と精神状態には密接な関係があるように思う。でも、肥満体でも非常にアクティヴでガンガン仕事をこなす人もいるので、一概には言えない。自分の健康を気にすることは精神的には健全だとは思うが、私の場合はよくやりすぎて腰などを傷めてしまう。加減をわきまえればいいのだが、ついつい会費の元を取ろうと必死になって故障する。貧乏性が災いしている。

周りに明らかな逆玉と言える人はいないが、大きな会社の婿養子になった人物はいる。あまり大きな顔をしてるようには見えないので、確かにストレスはたまっているかもしれない。よく病院の令嬢と医療関係でない方が結婚しているが、なぜか医者の奥さん連中は気位が高い人が多くて、誰教授は親戚だの、誰院長は親友だの、付き合いで人を評価する。そんな中に私のような人間は入りにくい。主人公のようにストレスがかかると思う。

この作品は喜劇だが、主人公の決意の表現などは、まるで青春映画を見るかのようだった。体やファッションなども変えることで、変化が解りやすかった。スタイリストなどの腕の見せ所だった。

脇役の高校生も雰囲気が出ていた。生意気で、自信過剰なところに好感を持てた。場合によっては嫌悪感を感じさせるほど頭が切れる犯罪者めいた人物、黒人、東洋系の少年などでも面白かったかもしれない。

主人公の恥のかき方がひどければひどいほど話は面白くなる。もっとドタバタがあっても良かったかも知れない。わりと大人しい映画にしようと考えたらしいが、全体の雰囲気としてそれが良かったのか解らない。もっと派手でも良かったような気がするが・・・

 

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