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2009年8月20日

レッドクリフpartⅡ(2009)

- 戦闘の描写はハイレベル - 

監督 ジョン・ウー

赤壁の戦いの本番。魏の曹操は前哨戦で失敗したが、圧倒的な戦力を赤壁の対岸に並べ訓練をやっている。疫病が発生したのを利用し、呉蜀の連合軍に死体を流し、同盟を解体するのに成功。対する呉の陣営では弓矢の補給、敵の水軍の無力化のために孔明と周瑜が策略をめぐらし、ついに決戦が始まる。

・・・船が敵陣に突っ込んで行く場面は素晴らしい迫力だった。どんなふうに撮影したのか解らないが、実写で全部を撮影したら死人が続出しそうだから、CGを上手く使ったのだろう。今までの海戦は幼稚なものが多かったが、CG技術が進んで怖ろしいレベルの映像を見れるようになってきた。

趙雲らがアクロバティックな戦いをすると作品のレベルを下げてしまいかねないので、やり過ぎないように制限するのが難しいところだが、パート1よりは整理できていたようだ。

攻撃が敵の防御ではかどらない様子が上手く表現できていた。死体が折り重なって、無残な戦場になっていく様子もかなりの時間を使って描かれていた。ただし、女スパイと敵の恋物語は明らかに余計。サッカーも必要ない。

ドラマ的な部分の盛り上がりの作り方に欠陥があった。私情をはさんで映画を作ったのでは?ヒロイン以外の女性の活躍は必要ない。緻密な盛り上げに関しては大味。

ジョン・ウー作品に特有のスローモーションのアクションはやや控えめになっている。その関係で洗練された印象を受けるが、独特のバイオレンスの魅力は失われたかもしれない。

傑作とは言えないが、映画の本来の魅力である迫力に関しては申し分ない。家族や恋人といっしょに観ることができるレベル。

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