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2009年8月10日

劇場版ポケットモンスター・ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へ(2009)

- シリーズ最高傑作 -

サトシは今年も学校に行かず、ポケモンと旅をする少年。いったいいつになったら勉強を始めるつもりだ! 夏休みだからといって油断してはいけない。

とにかく、彼らがある村の遺跡を旅していた時、突然にわかに一天かき曇り、ポケモンというより怪獣と言ったほうがいい連中が戦いを始めた。原因は、アルセウスというポケモンの親玉が復活して異次元空間同士がぶつかったためらしい。復活したアルセウスには他のポケモンでは歯が立たない。アルセウスは自分の力を人間に貸してあげたのに返さないことを怒っているらしい。彼らは時を司るポケモンの力で過去のいきさつを探り、事態の収拾を図ろうとする・・・・

・・・ポケモン映画を見始めてはや10年以上。

ポケモンシリーズは見ていて辛い。意味が(わから)ない、興味がわかない、子供の世話のためだけのために大枚払って苦行に耐えなければならないのは、修行僧のような気分になる。・・・のが通常だった。でも、この作品は結構面白かった。

裏切り、陰謀、伝説の要素があって、昔どこかで見た怪獣映画を思い出させるような、懐かしさを感じた。こんな怪獣映画はなかったか?時をさかのぼって、積年の恨みを解消する冒険。これはタイムトラベルの冒険と、歴史絵巻や叙事詩的なファンタジーと、怪獣退治のアクションとを織り込んだ壮大な物語になる条件を満たしているし、実際によくできたストーリーだった。

悪役がちょっと頼りなかったことや、恋愛の要素がなかったのは勿体なかったかもしれない。でも、今まででは最高の出来ではなかったかと思う。

この作品は子供には向く。色気がついた人間には向かない。いつものポケモン映画は小学生低学年までが対象だが、この作品は高学年でも面白いかも。まさか恋人といっしょにこの作品を見ようというやつはいないと思うが、意外に面白く感じるかも知れない。

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