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2009年7月22日

マンマ・ミーア!(2008)

- 安室奈美恵出演? -

主演 メリル・ストリープ アマンダ・セイフライド

娘の結婚式がせまる母娘の親子の物語。娘の父親は、かって母親が付き合っていた3人の恋人の誰か。娘はこっそり3人に案内状を出す。現れた父親候補と母親、娘、友人達が巻き起こす騒動をアバのヒット曲にのせて描く・・・

・・・大評判のミュージカルの映画化作品。主な俳優達のダンスや歌が素人くさかったので、作品の完成度としては高いとは言えない。だから傑作とは言えないのだが、楽しく、美しい作品だった。場所が素晴らしい。一度は行ってみたいと思うような場所だった。おそらくツアーの企画ができているはずだ。

主演のメリル・ストリーフやピアース・ブロスナンはミスキャストだと思った。いつも思うのだが、ミュージカル映画では主演はダンスに色気かキレがあり、歌で訴えかける力があることが原則だと思う。メリル・ストリープは下手くそとは言えないが本職ではない。名女優よりもエンタテイナーであってくれたほうが私には魅力的に写る。

誰が適役だろうか?歌手出身がいいが・・・以前ならベット・ミドラーかな?もう少し若くて、色気のあるタレントも、ブロードウェイで探せばたくさんいそうだが・・・

花嫁役は日本の安室奈美恵・・・いや違う、顔や姿はよく似たカワイコちゃんのアマンダ・セイフライドという女優さんが演じていた。生き生きとした魅力たっぷりの女優だった。やはり見た目は大事である。映画のポスターでも大きな写真が出ていた。下の写真を見ても絵になっている。

Photo  

アバの曲はほとんど聴いたことがあるものの、同時代に感動したファンではなかった。デビューした直後くらいか、日本で先に人気が出たことがあった。何かのコンテストで優勝した後だったか、すがすがしい曲が紹介されて北欧にも美しいハーモニーを聞かせるグループがあるんだな、遅れて出てきたヒッピーかいなという印象を持った。

なにしろ北欧の男女4人組なんだから、きっと乱交して誰が誰の父親か母親か誰もわからないくらいの生活をしているに違いないと勝手に想像していた。思わぬところで、この私の印象が作品のアイディアを生んでいたようだ。私以外の人達も似たような印象を持っていたに違いない。

アバはその後、ダンス系ミュージックのブームに乗れたことが成功の秘訣だったようだ。作品の中の曲は誰でも聞いたことがあるくらいにヒットした。だから皆が懐かしい思いでノルことができる。今聞いても美しい曲が多い。

でも、やはり本職のシンガー、ダンサーにやって欲しかった。さらに親子の愛情がにじみ出るシーンが泣き笑いで表現されると心に残っただろうに、惜しかった。ミュージカルの狭い舞台の雰囲気を大事にしたためか、感動作にはなれていない。

この作品は80年代世代のご用達映画ではないかと思うが、家族や恋人といっしょにも観れる程度に仕上げてある。

 

 

 

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