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2009年7月 4日

イントゥ・ザ・ブルー(2005)

- 娯楽に徹している -

主演 ジェシカ・アルバ ポール・ウォーカー

カリブの海で貧しいながらも愛のある生活を夢見ていた若者が、偶然麻薬組織のブツと沈没船を同時に見つけた。しかし、これを察知した犯罪者組織に狙われることになる。彼と恋人、友人らは上手く犯罪者から逃げおうせるのか?そして財宝を手に入れることができるのか? ・・・

Photo

とにかく美しい海の映像を見ているだけでも結構な作品。後半からはアクション映画としても盛り上がり。加えて美しい水着美女達が活躍するし、娯楽の要素は充分に満たしていると思う。写真の一番後ろがジェシカ・アルバだ。

殺人のシーンもあるが、他のアクション作品と比べればむごたらしさの直接表現はカットされているので、いちおう家族で観ることもできる程度に抑えられている。つまり、娯楽のために徹してる出来の良い作品ということになる。激しくないと満足できない人には向かないということにもなる。

主演のポール・ウォーカーを知らなかったが、「ワイルド・スピード」という作品で有名らしい。際立ってタフそうなキャラクターとは思えなかったが、この作品はジェシカ・アルバが本当の中心なので、あんまり迫力があってもいけない。

ジェシカ・アルバは美しい。彼女が潜っていく場面をみるだけでも、この作品を観る価値がある。スタイルが良くて、笑うと子供のような表情を見せる。でも、本格的な演技をしていたかどうかは分からない。この作品では微妙な感情表現などより、ダイビングの技術やスタイルのほうが重要なので、その辺に関しては問題なしというところだろう。

スタイルのいい女優はたくさんいる。ジェシカよりも美しくスタイルもいい女優だって結構いると思う。彼女が次々と大作に出演できている理由がよく判らないが、今後どんな役を演じるのか興味がある。微妙な感情を表現できるのか?

この作品は決死の大アクションなどはないが、一定のレベルで娯楽に徹しているので、恋人といっしょに観ても楽しいのでは?

犯罪者達のやられ方が、ちょっと簡単すぎた感じは受けた。友人の弁護士が敵と格闘して勝つなんて、普通ならありえない。透き通った海に逃げた主人公を船で追いかける場合に、見失うなんておかしい。海が透き通っているんだから、すぐ見つかるだろう。

脇役は良かった。犯罪者側の顔が特に素晴らしい。「ノーカントリー」で敵とタフに戦った役の俳優だ。もっと怖さを表現しても良かったかも知れない。残虐非道の悪人達に対して、頭を使って対抗していくスリルを、同じストーリーでもっと上げられたような気がする。

宝を手に入れてハッピーというストーリーもいいが、命や友情のために捨てるストーリーは更によい。考えてみれば最後のアクションの後、警察が周辺を探索しなかったとすれば不思議だ。そうなれば当然宝も見つけられる。警察を欺く、最後の大きな勝負も設定できたのでは?

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