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2009年6月 2日

ペギー・スーの結婚(1986)

- キャスティング -

監督はコッポラ。特に原作はないらしい。誰の原案かは不詳。結婚がほぼ破綻した状態の夫婦がいる。ふたりは高校の同級生で、かって夫婦が在籍した高校の同窓会が開催され、ともに出席する。主人公は迷い込んだ過去の時代で人生をやり直す・・・というストーリー。

主役のキャスリーン・ターナーは公開当時32歳だった。いくらなんでも高校生を演じるのには勇気が要る。まあ、あちらの若者を見ると、本当の年齢がまったく判らないほど老けているやつらも多いが、この作品の主役の場合は、逆に若い役者に老けた役をやらせたほうが良かったのでは?

いっぽうのニコラス・ケイジは当時22歳。ニコラス君は昔からひどく老けていたようだ。彼の歌声は良かったのかどうか?本当のアイドルでも連れてきたほうが、絶対に面白いと思うんだが・・・

いかにスターで名優であったとしても、老けた二人を中心に描かれたこの作品には、とうとう魅力を感じられなかった。演技以前の問題。キャスティングだけでがっかりしてしまう。懐かしいオールデイズミュージック、どでかい車、古めかしいファッション、そんな色んな受ける要素があったにもかかわらず、キャスティングの問題が最後まで尾を引いたように感じた。

ストーリーに新味がないといえばないが、面白くないわけではない。ラストも読めるが、あまり斬新なストーリは必要ないような気がする。

だもんで映画に関しては、これ以上の批評はしない。でも、キャスリーン・ターナーは素晴らしい演技だし、年齢相応以上の美しさ、魅力を持っていた。

もし自分の人生をやり直せたら、どうしたいか?結婚相手を代えられたら、誰と結婚したいか?中学時代の憧れの娘は近所のカワイコちゃんだったが、全然相手にしてくれなかった。おそらく異性とは感じていなかったのだろう。異星人と思っていたふしもある。

私があと10センチ足が長く、目と鼻と口の配置にもう少しの工夫があれば展開も違っていたかも知れないが、顔は整形しないと工夫できないので中学生には如何ともし難い。

もし故郷の娘と結婚していたら、たぶん故郷の町の病院に勤務して、今頃は院長先生だったかも。田舎なので、外に出るわけにもいかない。病棟に張り付いて、おそらく家内と子供は学校のために市内に住んでもらって、事実上の別居になっているだろうか?

さすがの美少女も色あせていないはずはない。すると私はもしかすると今頃は愛人でもこしらえて、夫婦は泥沼の状況になっているか離婚しているか?どんどん妄想が拡がる。いろんな展開が考えられるが、どんな展開でも自分は平和な時代に生きてきたので、わりと楽しい時代を過ごせて良かった。今のところ失業もしていないし、家もある。かわいい子供もいる。満足しなきゃって、この作品で教えてもらった次第。

そういう安心を得られる点では優れた作品。いちおう家族や恋人と観ることもできると思う。感動を得るのは難しいかも知れないが。

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