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2009年1月27日

プレデター(1987)

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テレビでやっていたので、久しぶりに見た。確か3回くらい、いずれもテレビで見た記憶がある。筋書きは覚えてしまっているので、今回は本を読みながらの、ながら見だった。今回はデジタルリマスタリングされていたそうで、そういえば見なかったシーンがあった。解りやすく、解説めいた表現を付け加えてあったようだ。

コマンド部隊の長シュワルツネッガーに出動の命令が來る。どこかのジャングルの奥深くで行方不明になった軍の要人?を捜索するのが役目だ。軍のヘリは墜落しており、兵士達は無残な姿に処理されていた。潜入した部隊は怒りに燃えて、CIA要員とともに現地のゲリラを襲撃し、敵の女性兵士を捕虜にして脱出に向かう。どうやら彼らはCIAに利用されていたようだ。脱出するには、ジャングルを越えて行かないといけない。

ところが、そんな彼らを追うものがあった。インディアン出身で、鼻が利く兵士は何かの存在を感じていたが、何かが解らない。不安を抱えたまま、部隊は進む。そして、ついに何かが襲ってきた。その何かは、特殊なスーツで透明化しているようだ。彼ら部隊は次々と殺され、ついに残るは隊長ひとり。彼はワナをかけようと考える。

この作品ができた頃は、まさか現在まで続くシリーズになるとは思わなかった。この後はダニー・グローバーが活躍する第二作、そしてエイリアンと対決する三作、さらに最近また新しい作品が出ているようだ。

これは、所詮はゲテモノに近い2級品だと思う。でも、なぜか作品の出来は悪くなかった。おそらくシュワルツネッガー隊長はヒーローとして大真面目に戦っていたし、他の俳優たちも役目をきっちりとこなして、ソツのない出来栄えだったからか。

相手役の宇宙人は、かのジャン・クロード・バンダムが演じていたと報道されたが、体格的にはもっと大柄のスタントマンがやっているように見える。気味の悪い顔の構造はよくできていた。

展開の仕方も良かった。さすがのシュワちゃんも、見えない宇宙人相手では分が悪い。逃げまくるしかない。彼が恐怖を抱えた時の表情は上手い。屈強な男だからこそ、恐怖感がさえるのだ。観客もハラハラしてしまう効果がある。もうだめかと思った時に、宇宙人から隠れる方法があることが解る。意外に単純な方法で、そんなら雨で塗れた場合や、寝ていて冷え切った時は見えないのと思ったが、細かいことは無視だ。ワナをかけるが、簡単に引っかかるようなアホ宇宙人でないことが、また良かった。

このようなこ細かい条件、いくつかの試練を用意したストーリーを構築できた点が、この作品のヒットにつながったのだと思う。丁寧にアイディアを練ったのだろう。 

家族で観るには少々残虐なシーンもあるが、恋人と観るには悪くない。もちろん恋にはなんの関係もないのだが、作品の構成や演出はデキがいい。

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