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2009年1月21日

幸せになるための27のドレス(2008)

- 行き遅れシリーズ最新作 - 

行き遅れ女の映画は、本当に面白い。存在自体がおかしいので、設定した段階で必ずと言って良いほど受ける。

今回主演していた女優はキャサリン・ハイグルという人で、御年30歳。初めて見る人だったが、たぶんテレビのスターでモデル出身なのか?非常にスタイルが良かった。愛嬌のある顔なので、演技力はともかく、魅力たっぷりだった。

物をほおばるシーンが何度もあったが、無理に口にくわえる表情もテレビ的でオーバーだとは思えたが、おかしかった。そんなガサツな女は、だから行き遅れるのよ!って思わせる効果を狙っているんだろう。でも何回もやるのは、やや手が見え透いているぜ。

この作品は、プラダを着た悪魔のスタッフが作ったらしいが、確かにセンスは同じような気がした。観客のターゲットの中心には、おそらく主人公と同様のキャリアウーマンを考えているのではないか?

ファッションで引きつけることを重要視している。したがって、次々と衣装を替えてポーズをとるシーンが必ず挿入されている。まるで約束みたいに。 ファッションに興味がない私には、何の効果も出ないシーンだが、女どもはちゃんとチェックして、「ふーん、あんなのも奇抜だわね。」なんて考えているのだろう。

そして、きまって主人公は感情を爆発させる。大勢の人の前で大泣きしてヒンシュクを買うか、ライバルの悪事を暴いて反感を買うなど。今回もやってくれていました。

きまって友人の女がいる。細かいことでアドバイスを与えてくれる存在で、これも約束だ。

さらに決って最初はイヤだと思った身近な男が、意外な好男子と分って急展開する。恋以外の仕事か何かでも急展開の解決がある。最初から分ってしまうのだ。この映画については、始まる前から分っていたような気さえする。解っているんだが、我々はそんな彼女らの奮闘を見て笑い、同情するのを楽しんでいるのだ。

そして心のどこかで応援している。「頑張れ!負け組みになるな!」ってね。

勤務した病院の看護婦さん達は、本当に多くが負け組みになっている。私からすると看護婦は手に職を持っているし、病気になったときには相談できる便利な存在だが、3Kの職場で敬遠する男性も多いのか、もしくは景気が悪すぎて女房より収入が低い男が増えてしまって、看護婦相手では男の立場がないと考える男が増えたのか、行き遅れが多い。

私も何度か合コンを企画したのだが、結局は不成功に終わることがほとんど。若い研修医がやってくる病院だけが、唯一の結婚の機会を有する職場である。まるでクモの糸につかまろうとするかのごとく、若い看護婦は研修指定病院をめざしている。

看護婦の意識をも考えて臨床研修制度を始めたのか?まさか、ほとんど何が起こるか理解できないまま始めたに決まっている。導入しようとした連中は自分達の利益しか考えない、国益を無視した連中だ。

 

 

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