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2008年12月 2日

沈黙の聖戦(2003)

- 私は遠慮します -

もとCIAのスティーブン・セガールには娘がいる。セガールには全然似ていないカワイコちゃんで、水着姿を披露してくれる。

ところが、この娘がタイを旅行中に誘拐されてしまう。犯人は不明だが、犯罪組織かテロ集団か?はてまた軍隊か?

娘は牢屋に閉じ込められて、怖い武装兵達に襲われそう。

セガールはCIAの役人などと対立しながら、かっての同僚らの助けを借りつつ、独自に捜査をする。妖しげな武装勢力が入り乱れ、かっての友人も犯罪に関わっていそうで怪しいなど、次々と襲いかかる難問とワイヤーアクション集団に、得意の武道で対抗するセガール。

どこかカルーセル麻紀に似たオカマの美女と対決するあたりから、本当の敵が見えてくる。さて、彼は娘を救出できるのか?

テレビで鑑賞。しかし、途中で観るのを止めてしまった。

スティーブン・セガールの沈黙シリーズは2~3作観てきたけど、この作品は監督が「少林サッカー」の人なので、万事がアクション中心、スローモーション中心で、これは間違いなく2級品だと感じながら見るのに耐えられなくなったのでした。

だからラストは知らない。

セガールのアクションには昔と特に変わりはなかったみたい。もともと彼のアクションは合気道によるので、実戦では有効なんだが、空手ほど見栄えがしない。映画には、やはり大きな叫び声を出しながら、空中を飛び、蹴り技が派手なほうが向く。今回やられていた敵方のほうが、カッコは良かった。

銃弾を撃たれて倒れる敵を、ゆっくりとした映像で繰り返し見せられたが、もう慣れてしまっているので、迫力満点とはいかなかった。敵の小物が倒れる時は、派手さだけをねらっても良かったのでは?大物を倒す時だけスローにすればいい。

彼の活動拠点は日本だったらしいが、精神的に東洋に対して敬意を払っている様子で、今回も寺院の僧侶に助けてもらっていた。寺院をバカにしたところがなく、西洋で製作されたスパイ映画のように、単に奇妙な宗教施設を舞台にするだけよりは、マトモな作品かも知れない。

でも、私の趣味ではない。

空手を使わないアクションは、アイディアで勝負して欲しい。せっかく市場を舞台に戦うなら、屋台道具を使って敵が火傷などのひどい目に会うようなアイディアが欲しかった。合気道で倒しても真実味がない。

敵の武器をことごとく逆に利用するような、賢い戦い方も必要だと思う。アクションに色づけが欲しかった。銃撃戦も、目を撃たれる、足を撃たれるなど、色々な表現法があると思う。

作品全体を観てないで論評するのは気が引けるが、たぶん子供にも家族にも、恋人にも見せないほうがいいのでは?あくまで途中までの印象では、そうでした。

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