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2008年7月18日

インタビュー・ウィズ・バンパイヤ(1994)

Bannpaia - 変ってるなあ -

とにかく変った映画。ゴチックホラーとでも言うのだろうか?暗い背景の中にうごめく吸血鬼たちが、人間模様ならぬ吸血鬼模様を繰り広げる作品。

ブラッド・ピットが主人公みたいだったが、スター度がトム・クルーズのほうが上だった関係で、ポスターにはトム・クルーズが中心で出ていた。この作品には、その他にアントニオ・バンデラスや、クリスチャン・スレーター、キルスティン・ダンストも出演していたが、個人的にはそんなにスターをたくさん必要とする映画なのか、さっぱり理解できない。

何がねらいだったのかも、正直なところ解らなかった。

もしかすると吸血鬼になると永遠の命と不思議なパワーが手に入ることで、ライター役のクリスチャン・スレーターが吸血鬼への憧れを表現すると、ブラッド・ピットが、「自分のような苦しい思いをすることになるぞ!」と怒る場面があったが、あれが主題なのか?そんな主題はつまんないと思う。

そもそも主題を持って、何かを訴えたい映画ではないのか?

猛烈に激しいバトルが起こるわけではなかったが、ブラッド・ピットが吸血鬼達の巣窟に殴りこんで復讐する場面は、かなり激しいシーンだった。草刈鎌で、敵の首をちょん切っていたが、あれくらいのことをしないと、吸血鬼映画の残虐性が出ない。

その他、トム・クルーズが首をナイフで切られて、床に大量の血を流す場面もあった。これも気色悪い場面だったが、いまどきの映画はもっと激しいのがゴマンとあるので、何か迫力不足の印象を受けた。

途中で、吸血鬼劇団が若い女を血祭りに上げるシーンがあったが、若い女優が素っ裸になっていたのに、映倫に触れないのが不思議だった。

せっかくだから、もっと常識離れしたパワーを見せつけたら良かったような気がする。昔の作品では、おどろおどろしい表情のクリストファー・リーがでっかい体で現れて、人間の男優を吹っ飛ばすシーンだけで「凄いなあ」と感心していたが、今ならCGやワイヤーアクションをフルに使えば、もっと迫力が出るはずである。出し惜しみしていた。

しかし、そうすると作品の質が落ちて子供用になってしまう。エイリアン映画となんら変らない。となると、やはりこのような作品を目差すしかないのか?子供映画もいいと思うが・・・。

ゴチック・ロリータと言うべきキルスティン・ダンストが、この後様々な映画に登場するようになるとは思わなかった。素晴らしい表現力を持っているようで、本当に平気で人を殺しそうな感じさえして、かわいらしいとは言えない印象であった。

この映画を見て感動する人間がいるのだろうか?まさか家族で観るとこはないと思うが・・。

奥さんがたは怖い感覚を持つ人種だから、意外に楽しめるかも知れない。でも、草刈ガマを持って暴れられたらかなわないので、この作品については話題にしないように私は注意している。

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