映画評

  • 当劇場は劇場主のための映画館です。訪問者を期待しておりません。内容の客観性、正確性は保障できません。でも、真摯な批評を目指します。

劇場主

  • 乙女座 AB型 どの占いでも最悪の運勢 内科クリニックやってます。

Conflict of Interest

  • 特にありません。

おことわり

  • 当劇場は誹謗中傷を目的としておりません。もし権利を侵害されたと感じられた方は、申し訳ありませんが管理会社や公的機関に御相談ください。

« ボーン・スプレマシー(2004) | トップページ | レミーのおいしいレストラン(2007) »

2008年3月25日

エイリアンvsプレデター(2004)

- ゲテモノ対ゲテモノ映画  -

テレビでやってたんで観てみたら、結構面白かった。

しかしゲテモノ映画ではあるので、進んで子供に見せたり、恋人に勧めるようなことはしないほうが良さそう。作品の出来は悪くはないと思うが、趣味が良くない。

もともとの「エイリアン」、「プレデター」はインパクトのある作品だった。「エイリアン」一作目は、探検隊が進んでいく建造物が性器などをモチーフにした芸術的なもので、作品の質を高める効果があったと思う。女性が勇敢に戦う姿勢も新鮮で面白かった。プレデターも、最初はシュワルツネッガーが暴れまわる戦争映画と思っていたら、だんだん様相が変って、シュワちゃんも吹っ飛ばす宇宙人が現れて、必死に逃げ回るストーリーに驚いた。

両方の怪物が20世紀フォックスの作品からデビューしたためか、もしかするとスタッフに共通する人がいたのか、両者を戦わせようという話になったようで、そのための話をこじつけて作ったなと感じた。でも、話としてはSFの常道に沿ってると思う。以前にも似たような話の作品があったような気がする。

今回のヒーローも結局は女性だった。マイケル・ジャクソンの親戚かと思った。セクシー路線は狙っていなかったようで、下着姿すら出していなかった。エイリアンでは大事な場面で下着を見せて、緊迫感と色気が混ざった不思議な状態があったが、この作品は色気を無視していた。客へのサービスが足りないのでは?

富豪が穴の中まで入っていくのは危険だと普通なら考えるが、そこはゲテモノ映画の盛り上がりのために必要だったのだろう。なぜか、ガスバーナーで宇宙人を攻撃するアイディアまで考え出していたが、富豪のくせに荒っぽいという設定か?無理があったと思うが・・。

なぜエイリアンと戦う時にプレデターは透明状態でないのか?見えると見えないのとでは戦い方がちがうでしょうに。それに、人間の銃弾では平気なプレデターが、エイリアンの尻尾では簡単に刺されていたが、そんな尻尾があれば、そこらの岩なんかバラバラに壊されて、突き刺さったまま抜けなくなるかも。そこにちょっと無理があった。エイリアンも赤外線を感知しているのか?普通なら何か説明があってもいいような・・。

プレデターのマスクで見れば、体内にエイリアンがいることは解るはずなのに、なんで仲間の死体を運んだのか?さらに、「エイリアン」第二作目では、体内にエイリアンがいる人間をエイリアンは攻撃しないはずなのに、今回は攻撃している。矛盾点は多い。

でも、この作品で矛盾をついても仕方ない。

« ボーン・スプレマシー(2004) | トップページ | レミーのおいしいレストラン(2007) »