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2008年2月 2日

スパイダーマン3(2007)

- 果たして第四作はできるか?  -

登場した悪役達のキャラクターは強烈でした。サンドマンは水に流されて一度は死んだかに見えましたが、簡単に生き返って巨大化したりしました。殴っても力を吸収されて効果が薄く、細かな砂になって移動も早いし、列車にこすりつけても、すぐ元の体に戻るなら、いったいどうやって倒すことができるでしょう。結局、スパイダーマンは彼を打倒することができなかったようですが、それでいいんでしょうか?

黒い寄生物体も強烈でした。しかし、なんでスパイダーマンから離れても、次に寄生した人までがクモの糸を出せるのでしょうか?能力を引き継ぐという設定なんでしょうか?変な感じがしました。

悪役が入り乱れて次々と登場する作品は他にもありました。確か、バットマンにもいろんな怪人が同時に登場していましたが、だから怪人一人より面白くなったかというと、そんなことはなかったような気がしました。かえって戦いの焦点がぼけてしまい、盛り上り方が散漫になる傾向があるような気がします。この作品も、そのような印象を持ちました。

サンドマンだけが敵のほうが良かったと思います。せめて、サンドマンと親友のハリーだけが良かったんじゃないでしょうか。黒の寄生体は次回作のために取って置くべきでした。ドラマを盛り上げるためには、話は単純なほうが良いと思います。

サンドマンは倒されるべきでした。もしくは接着剤で固められるかして、普通に戻るべきではなかったかと思いました。そうなると彼の子供がどうなるかが気になりますが、そういえば病気の治療はどうなったのか、解りませんでした。あのまま死んだのかな?脚本に問題はないのかよ!

ドラマの部分の出来も、第一作ほどは良くなかったような気がしました。第一作は、スパイダーマンが誕生する物語なので、やりやすかったという面もあるでしょうが、とにかく今回は理由が解りませんが、冗長な感じがしました。単純に時間を短く編集しなおすだけでも見やすくなるかも知れません。

CGで見せるアクションは非常に良い出来でした。躍動感がある移動の仕方がシリーズの特徴ですが、飛び跳ねる時の力のため方、糸をつかんで腕や体をしならせる動きが実にリアルで迫力がありました。しかし今回は、私が慣れてしまったためか、もしくは逃げるシーンが多かったことや、黒いスパイダーマンになった時の迫力を強調するためか、前2作よりも迫力を抑えてあったようでした。

はたして第四作は作られるのでしょうか?展開の仕方によっては可能かも知れません。綿密に脚本を練って、あらゆる角度から検討してもハッピーエンドで、爽快な勝利を手に入れることができたら、きっと大ヒットするでしょう。

 

 

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