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2008年1月26日

氷の微笑(1992)

ー B級にして傑作 -

この映画を全編を通して見たのは今年が始めてでした。正直に言うと、前回鑑賞したのは足を組みかえるシーンとベッドシーンだけでした。なんちゅう見方かいな。

この作品は、バーホーベン監督の代表作になりそうですが、確かに強烈でした。いくつか成功の理由がありそうです。

ひとつは、シャロン・ストーンの目です。自信たっぷりで、悪意を秘めた表情が役にはまってました。彼女のスタイルも重要でした。高級な映画と違って、惜しげもなく披露していた感じがB級映画風でした。気取ってロマンティックになっていない、完全なポルノみたいな下卑たところまでは行っていない、不必要な仕草で我々の気を引くB級加減、そのへんの微妙なバランスを作るのに役立ってました。

私は、時にB級の映画を見たいなと感じることがあります。ドギツイ表現、ちょっと半分は失敗かなと思えるような演技の安っぽさが、カッコいいと感じるギリギリの線なんでしょう。この映画はスターを使ってB級サスペンスの雰囲気を出してるところが傑作だと思います。

はっきり言って尋問中に足を組み替えるなんて、筋とは何の関係もないことです。しかも正面に向かっていたのは、主人公ではなく、脇役のデブでした。あのデブを挑発して何のメリットがあるでしょうか。足の組み替えは、どうでもいいカッコつけでした。でも、それが実に印象的なんですよね。

マイケル・ダグラスも素晴らしい演技でした。彼でないとやれなかったような気がします。決まって怒って誰かと乱闘するんです。安っぽい~!

似たような雰囲気でワイルドさを出す役者は他にもいます。例えばメル・ギブソンですが、彼の場合は狂気に近いところが売りで、対してマイケル・ダグラスの場合は、いかにもセックスのワナに陥りそうな雰囲気が良く出ます。ギラギラした目と、顔の輪郭などが、そうさせるんでしょう。

セックスシーンも良かったと思います。ところで、最初の殺しの場面の女性のオッパイの形は、シャロン・ストーンとも、ベス分析医とも違うような気がしましたが、あんまりオッパイばっかり見ていると自分でも変態かなと気になるので、詳しく確認していません。よければ誰か、大画面のテレビで比較検討していただけると助かります。乳頭の大きさを体格からミリ単位で計算することや、エビゾリになった状態でオッパイがどのような角度を保つのか等を計算することが可能です。

オッパイで犯人が解るかも知れません。(代役がやってただけだったら、解りませんが。)

犯人が誰か、曖昧にしたラストシーンは本当に成功でした。状況から考えると、一見ベス分析官が犯人だったように見せかけて、やっぱりシャロン・ストーンにはめられたような気はするんですが、真相はどうでもいいでしょう。

とにかくベッドシーンの女のオッパイと、シャロン・ストーンの足の組み替えシーンが大事です。けして私がオッパイフェチだからそう言うのではありません。

 

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