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2007年12月 8日

プライドと偏見(2005)

- 負け組にならないように  -

原作は超有名な作品ですが、私は読みたいとは思いません。今までに多くの映画やマンガで踏襲されたストーリーだからです。しかし女性の方なら一回は読んでおいた方がいいかも知れません。女同士で話す時に、万国共通で話題になるはずです。

ちなみに原作者は一生独身だったそうです。「やはり」と言ったら失礼ですが、なんとなくそのような匂いがします。作者が自分の結婚がなぜ失敗したかを分析した結果、自分のプライドと第一印象の偏見に問題があったと結論が出ました(うそです)。しかし、解った時には遅かった。解る前に恋せよ、乙女。

昔は結婚の重要性は今よりもずっと高かったので、結婚ノイローゼ、もしくは結婚狂のような女性はたくさんいたと思います。私のようにイケメンで人格にも欠点がない人物(反対意見もあります)と結婚できれば、一生笑って暮らせるはずですが、なかなかそのような縁は少ないのが現状です。

ダンスなどの数少ないチャンスを狙って、なんとか仲良くなろうと激しいバトルが展開された様子が、この映画ではうまく描かれていました。早く売りすぎて貧乏くじを引いてしまうか、玉の輿に乗るかは本当に大きなことで、それは今も変っていないと思います。

学生の飲み会などを横目で見ていると、将来有望そうなイケメンには、激しい奪い合いが展開されます。その学生が一人きりになろうものなら、偶然を装ったメスどもが近寄って、何とか二人きりになろうと工夫します。見ていて、野生の王国を見るかのような迫力を感じます。

思えば、私には全然バトルが起こりませんでしたが、あまり出世しなかったことからすると、ケッ、女どもの目が正しかったってことかいな。

私の話はどうでもいいのですが、主人公もあやうく牧師の貧相な男の妻になるところでした。もし、そうなっていたら話は大悲劇になって、映画化されるほど人気が出なかったでしょうから、大事な選択でした。しかし、一歩間違えれば、一生独身を覚悟しなければなりません。カケが成功して良かったですね。身の回りの現実の女の子達も、結構独身のままの子がいますが、負け組は可愛そうです。

特に看護婦さんの場合は、研修医と結婚できるか否かは大きな賭けになります。KKKKK研究をご存じでしょうか?ご存知のはずはありません。私が考えたからです。正式には「kumamoto  kanngofu  kennsyuui  kekkonn  konnnann  研究」です。つまり臨床研修制度が変って、研修医が来なくなった田舎の病院の看護婦が結婚できないので、そのまま行かず後家になるという怖ろしい実態の調査です。

結果が出れば、田舎の看護婦が今の研修制度に反対しない愚かさが浮き彫りになるでしょう。また、看護婦が都会の病院に引っ張られて、田舎で募集しても集まらない真の理由が解るでしょう。看護婦も、ただ仕事のことだけを考えるほどバカじゃありません。

また話が外れましたが、第一印象で高慢だと思えた相手が実は紳士であった、気がついて徐々に好きになるという話は、女性にはたまらない話のようです。ユー・ガット・ア・メールやブリジッド・ジョーンズの日記も原作のアイディアは、この話からです。確かに夢がある話です。

私も外見上さえないように思えて実は紳士なんですが、誰も気がついてくれなかったようです。今度は作者に、私をモデルに「ハゲと短足への偏見の誤り(見落としに注意)」というタイトルで、男性側の視点で描いてくれないかとお願いしたいと思います。

話が外れっぱなしのようですが、キーラ・ナイトレイは人気者で、笑顔が素敵な女優ですが、この作品には笑顔はあんまり必要ありません。メスの戦いを描いた戦争映画、野生動物の記録ですから、野生本能でぎらついた目を中心に描き、オスに向いた時だけ瞬時にニッコリする怖ろしい姿を表現して欲しかったと思います。

オス以外に対しては、笑顔なんて見せる必要はありません。戦いの場においては、笑顔と仕草を武器に、オスをしとめましょう。

 

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