映画評

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2007年12月10日

ラストコンサート(1976)

- なぜ惚れたのだあ~ -

主演 パメラ ビロレッジ

この作品は、子供といっしょでも恋人といっしょでも良い作品です。家族みんなで見ても、まず安心してみて良い映画だと思います。言わば、「奇をてらったところがない」、「古典的なテーマ」の、本当に「オーソドックスな手法による」、ラブストーリーだと思います。

若い娘がブルターニュ地方のどこかの病院を受診します。この時、ある男が彼女の父親と勘違いされて、彼女が白血病らしいと告知されます。この男は音楽家で、目下スランプというか目標を見失っています。彼女のほうは、なぜかこの男が気に入って、二人はいっしょに暮らしながら、男が仕事の情熱を取り戻していきますが、彼女の病気はどうなるのか?という物語です。

原作は日本の少女漫画じゃないでしょうか?と言いたいのですが、実はよく知りません。なぜ、この映画が日本とイタリヤの会社の共同制作なのか、パンフレットを買って読んだ記憶があるのですが、忘れてしまいました。舞台がル モン サン ミシェルのそばというのは、いかにも少女漫画的な匂いがプンプンです。

主演のパメラ ビロレッジは、今見てもきれいな女優さんです。対して、相手役はダサいと当時思いましたが、今見ても相変わらずダサい男です。なぜ、こんなに可愛い女性がダサい男に魅かれるのだ、なぜ私はこのような女性と知り合えないのだあ!と当時思いましたが、今ももてない状況が続いています。なぜなのだ~!

これが分らないから私はもてないような気がするのですが、やはり分りません。分らないまま、この男のような年齢になってしまいました。悲しいことです。観た当時は、「ケッ。こんな中年に誰が惚れるかよ。俺のような若者に惚れろよ。」と思ったものでしたが・・・。

この作品の画質は、今となっては懐かしい、当時の恋愛映画に共通の、全体に明るくモヤがかかったような色調です。音楽も、男と女のテーマを鼻歌にしただけのような曲ですが、良い曲です。服装も、さすがに2世代くらい古くなった感じがしますが、このテーマでこの演出なら、おそらく今の娘さんたちが見ても充分にうけると思います。でも、なぜかビデオ屋さんにこの作品はあまり置いてないようです。

いい作品なのに・・。

 

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