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2007年10月 1日

ライアンを探せ!(2006)

- マダガスカル2? ニモ2?  -

この作品は、ライオンが動物園を抜け出して自然の動物と対決する話でしたが、少し前に「マダガスカル」も製作されていました。偶然の一致でしょうか?まさか、産業スパイが「ディズニーは今度ライオンが動物園を抜け出して自然と戦う映画を作るらしいぜ。」という情報をもらし、これに対抗するために某プロダクションが似たような作品を作るというような動きがあったのでしょうか?

ライアンの話は、「マダガスカル」より親子の愛情や子供の成長といった要素に重点が置かれ、動物同志の友情が主題ではなかったようでした。画面の細かさも若干違って、ライアンの方がよりディズニー的というか、細かい感情表現に気を使っていたように思いますが、それにしても似たような話です。

ファインディング・ニモともストーリーが似ています。最初は動物園、次は都会、そして船、アフリカと、旅が壮大になっていくところなどが、そっくりでした。

ライアン達が最後に戦う相手は水牛の群で、何か宗教がかった団体を作っています。その宗教の根拠、神の啓示がどのようになされたのかが笑える話ですが、何かのマンガで読んだような話でした。

仲間と協力して、救出、脱出する冒険物語、おかしなカルト集団で笑わせる話、親が子供の成長を心配する話、危機を乗り越えて理解が深まる話など、ディズニー路線通りのストーリー展開になっていました。我が家の子供達の評判を聞いてみましたが、マダガスカルたニモで興味をそがれたような様子で、何か似た話だったね~という感想でした。

カルト集団がダンスを踊ったりするのも似ていました。集団を作ると、かならずダンスをしなきゃならないとアメリカ人は考えているようです。マイケル・ジャクソンのスリラーの呪縛でしょうか? 並んで、隊列を組んで激しいダンスをするのは、規則と化しているようです。

何か、もうひと工夫しないと、印象に残ることはできません。親子の愛情を盛り上げるためには、敵役は本当に邪悪なキャラクターの、ハイエナか何かのほうが良かったかもしれません。カルト集団で笑わせながら、親子の危機が盛り上がるはずはないと思います。

カルト集団で笑いを取ることにこだわるなら、集団と別に黒幕としてハイエナを登場させても良かったかも知れません。、また、母親を登場させていたら泣けたかも知れません。助けようとする姿は、母親のほうが絵になります。普段は母親の尻にしかれてなさけない父ライオンが、戦って子ライオンの信頼を勝ち得る話なら盛り上がったでしょう。あちらでは父子家庭が増えているのでしょうか?

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